ライディングプレジャー
バイクに乗って楽しいのは、Uターン等の身近な旋回動作から、山道、峠道のワインディング、交差点での右左折、進路変更といった曲がる瞬間である。
この曲がる瞬間が何よりも楽しい。全身を使って曲がる動作を行う。この曲がる動作の楽しさは、車や自転車では味わえないもの。上手い具合に曲がれた時の満足感が何より嬉しいものである。
曲がる時に大事なのは、自由自在に動く身体が必須である。先日の記事でタイトなパンツはNGという話を掲載したけど、動きを阻害する荷物、鞄もNGである。そして、確実な操作と安心したライディングには、グラブ、ブーツ、フルフェイスは必須である。
速度レンジの高くなる山間部走行となると、パンツ、ブルゾンの類もプロテクターを有した装備が欲しいところである。
物理的な身体の自由度、それから、万が一の事態においても重篤な状態を極力回避するために効果的な装備による安心感、これが大事。これがあるからこそ、思い通りに、思いっ切り扱う事が出来る。勿論、思いっ切り扱うためには、単車自体に信頼を保つ必要がある。それ故に、終わったタイヤとか、整備不十分なブレーキ周り、サスペンション周りでは乗れない。安心して乗れるバイクで無いとダメだ。
こういう必要条件が満たされた時、思い通りに、思いっ切り身体を動かして、単車を思い通りに動かすことが出来る。そして、それが出来た時に感じるのが、所謂ライディングプレジャーということになる。
単に移動するだけ、、、音を楽しむだけ、、、旅するだけ、、、マシン任せで速度を出すだけ、、、そういうスタンスでバイクを楽しむという考え方は、今のところ持ち合わせていない。それ故に、スクーター、クルーザーバイク、アメリカン、、その辺りへの関心は高くない。
こういう楽しみ方で出来るだけ長く二輪車と付き合いたいものである。
まぁ、こういう50代は多くないかも知れない。
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