必要なパワー
普通にオジサンが楽しむ上で必要なパワーはどのくらい?
というと、自分の場合、70PSもあれば十分。走るエリアというと中国山地界隈のワインディングである。上り勾配でワインディングの繋ぎのストレート、自身では70PS程度で十分という印象である。確かに、70PSであれば、微妙に待つ感覚があるけど、極僅かで、殆どの場面で出力に不満は無い。ただ、過去に色んな腕自慢と一緒に走っても、ホントに口程なの?と思う事の方が多かったのも事実、、、まぁ、他人の話は話半分で聞くのが良いのである。
まぁ、走るエリアというのは、旋回角が90°以上のコーナー+直線は50m未満、長くてもも時折100mもあれば、、、という範囲である。殆どがコーナーの連続で直線は皆無というパターンが多いので、パワーは殆ど不要というのもある。エリア的には、山地越えの道路だったり、山地中程なら河川の上流域で渓谷沿いの河川を相当下方に眺めるエリアで、所謂ヘアピンの連続。場合によってはガードレールレス、センターラインレスで道幅5m未満の超タイトコーナーだったりする。
逆に、直線が100m以上、旋回角が45°未満のような河川中流域で河川を横に眺める事ができるような道路では、制限速度+10km/h程度の範囲という、一般の車の流れでしか走らないので、馬力は不要だ。このような直線が100m以上で進路偏向的なコーナーが時々表れるような河川の中流域の道路とか、山間の高速道路という場面ででは、出そうと思えば単車の限界域迄出るだろうけど、その速度域は下手すれば200km/hもつれとなる。そんな状況で何かが起こったら対処不能となるのは明白なので、そういう域では基本走らないので馬力は不要である。そういうエリアオンリーな人の場合は、そりゃぁ150PSオーバーが欲しいのかもしれないが、、、、
なお、山地で言えば頂上近辺、河川沿いなら上流域で遙か下方に河川を眺めるエリアが好き、更に勾配でいえば、平地は今一、上りもまぁまぁ、好きなのは下り勾配である。下り勾配のタイトコーナー、、、、これが自身の好きなシチュエーションである。
まぁ、過去、得意としたのはサーキットなら中山サーキットのような一周50秒チョイのコースだったり、後は、自動車学校のコースを使ったジムカーナだったりするので、そういう生い立ち由来だから、そういう走り方。遡れば、中学時代のトライアルが二輪デビューの発端だったのが理由だろう。昔は太田川の土手斜面で八の字旋回とか上り、下り、斜面横方向でのスラロームとか、そんなことばかりして遊んでいたので、その傾向が今に至る理由。一本橋の上に空き缶を置いたスラロームとか、一本橋なら二分程度で渡るとか、そういうのが得意だったけど、逆に、高速コーナーで度胸勝負というのは苦手。基本、スピードが怖いのでスピードは出さない。転けてもダメージ的にリスクが大きくなりにくい速度域でトリッキーに扱う方が好きだ。こういうエリアなら、80年代レプリカでも全開走行は不可能、、、
と言うことで、自身的には、単車に求めるパフォーマンス的には、ポジションが自身で作れれば、出力的には70PSもあれば十分。
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