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2016年7月12日 (火)

不等間隔爆発がトラクション性能、、、、

こういう話は、最近よく聞く話だ。いつからか?を振り返ると、ヤマハからTRX850がデビューした時以降である。それ以前に、そんな話を聞いたことがあるか?というと、、、、、ほぼ皆無である。

っていうことは、、、、恐らく、誰も気にしていない。誰も効果を体感していないとも言える。

因みに、1996年デビューのTRXの位相クランクが目指した爆発間隔は90°Vツインだから、既にドゥカティ、VT250Fといったスポーツモデルが世に出て久しい状態である。ドゥカティ、VTの双方の評価は、ツインでもVツインで一次振動がゼロで高回転までスムーズに回る。そして、エンジン幅は並列エンジンの半分で済むために、バンク角を確保しても、エンジン搭載位置を低い位置に擦ることが可能ということ。これによって、優れたターンインと安定性が両立出来るというのが90°Vツインの最大のメリットとして認識されていた。

でも、今時の270°クランクパラツイン=トラクション性能という価値観が一般化しているのが今だ。
しかし、そのトラクション性能というのは、爆発間隔がマルチに較べて広いので、失われたグリップが回復しやすいというヤマハの説が大元である。では、その爆発間隔が一番広いのは何か?というと、シングルでクランク二回転毎だから720°間隔で爆発である。360°ツインでは360-360°で爆発、180°クランクなら180-540°で爆発である。270°クランクでは270-450°で爆発だ。TRX登場時の開発の背景には360°クランクのTDMではNGという話が掲載されていたので、360-360°は爆発間隔が近すぎるということなのだろう。ならば、180-540°の180°クランクならOKという筈でもある。こう思ったのが当時の第一印象だが、270°クランクが180°クランクを上回る必然があるのか?というと、未だに理解も体感も納得も出来ていないのがホントの所だ。
中には、一方のピストンが死点に位置している時も、他方が運動中だから回転が滑らかなんて説もあるけど、それを言ったら単気筒なんて全部NGのような気もするから合点がいかないのが正直な感想。

今や、トラクション性能=270°位相クランクという説が定説だが、自分としては、やはり体感出来ていないので信じ切れていないのが正直な意見だ。

不等間隔爆発と言えば、低回転時の不規則なアイドリング音が印象的で、高回転になると連続音にしか聞こえないので、排気音のリズムが判るとしても3000rpm以下の話。こういう音というのは、ハーレーとかドゥカティの音というイメージでしかない。

はたして、ホントにみんな270°クランクの広い爆発間隔がトラクションに有効なら、その違いを180°クランク等と明確に区別して体感出来るモノだろうか?とても不思議というか興味深い。

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