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2016年7月18日 (月)

老けない身体の作り方?

興味深い記事をネットで見付けた。紹介されているのは、科学的知見に基づいた、アンチエイジング習慣だそうだ。

結論から言えば、老化のコントロールは可能という考え方が紹介されている。人間の成長は概ね二十歳迄。それ以降は老化が進行しているという考え方。その老化の進行を穏やかにするには?ということである。進行する老化が機能喪失に顕著に表れるのが70代以降である。大事なのは、70代で機能に不具合を感じさせないように、60代迄に老いの進行を遅らせる事が大事ということ。大事なのは、老化、衰えが加速する40代から60代の過ごし方。
「40代から60代までの間に体を整え、70代以降はそのおつりで生きていくことを目指しましょう」と言うことだそうだ。「運動や歩行に問題が出る年齢より前に、筋力トレーニングを習慣化しておくことが必要」と言うこと。

 機能に障害を受けた結果というのは、健康寿命を損なう病気。心臓病、脳血管障害、糖尿病、骨粗しょう症など、さまざまなものがあります。とくに糖尿病は、他の生活習慣病やガン、認知症の発症リスクも高める怖い病気だが、これらの病気の多くは、加齢に伴う身体の「老化」が原因で起きている。

そして、老化の進行要因は、活性酸素による酸化、タンパク質の糖化、ホルモン分泌の変化だという。因みに、ネット記事では、この対応を色々掲載していたけど、賛同出来ないので省略。記載されている内容は、足りない部分をサプリ等で補う事を暗示させるような内容だったけど、個人的には、成長期における生活習慣を成人以降にも持続することで十分賄えると考えている。未成年期といえば、当然、アルコールもタバコも無い。運動は十分、しっかり食べる、色々食べる。しっかり寝るということ。これでOKだろう。

 働き盛り世代の老化信号は、体重に出ます。最近急に体重が増えた方は、とくに注意してください!とあるが、体重増加というのは、物質収支で摂取>消費という関係に過ぎない。要は運動不足か過剰摂取である。それは、働き盛り世代のライフスタイルに起因するので、ライフスタイルを成長期チックに改めればOKだ。

老化というのは、細胞の機能低下による部分も存在するが、年齢的に元気な人が存在する年齢状態迄は、摂理的に誰もが元気に過ごせる可能性があるということを示唆しているのである。年齢の割に老け込むというのは、老化ではなく、堕落したライフスタイルに対する適応現象なのだ。この適応現象を以て老化と位置付ける事が間違いと言える。

元気な年寄りで、80代、90代も数多く存在しているということは、人間は80代、90代でも活動的に居られるという証明でもある。逆に言えば、70代如きでの機能障害状態は老化とは言えない。それは成長期以降の機能低下を招いたライスタイルによる結末に過ぎないのだ。大事なのは、個体が完成して老化が進み始める30代以降の過ごし方である。30代以降の過ごし方を、如何に、10代の頃に近付けることが出来るか?が機能維持の秘訣といえよう。下手な運動器具、サプリなんぞは不要である。10代時代での食事量、活動量、睡眠時間を再現する、、、これが、老化対策の最大の秘訣と言える。

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