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2016年7月24日 (日)

レトロカードデジカメ

未だに、ネットで見掛けると、つい買ってしまう、、、、そう、創成期のデジカメだ。15~20年前の低画素機だ。

性能的に見るべきモノはないけど、甘いレンズ、少ない画素数、独特な色合い、、、これは、これで結構刺さるのだ。今の写真が、昔の写真っぽくなるのである。

今、グッと来る機種を羅列すると、、、

筆頭は、三菱のDJ-1/DJ-1000って機種。これ、25万画素、液晶一切無し、単四電地2本駆動+C/F対応。カードサイズ。難点は、RAWデータ保存なので、これをJPG化するユーティリティが無いと実質利用不可能だけど、PCでデータ変換しないと画像が確認出来ないワクワク感を含めて面白い。これ、実は三台所有している。実用するつもりはないけど、日常の風景を面白可笑しく撮影するには、なかなかの一品。結構好き。見つかれば、、、つい買ってしまう。

対抗が東芝のアレグレットシリーズ、PDR-2/PDR-5。これは35万画素、スマートメディア対応、電池はCR-123Aというポケットカメラ用電池駆動。特徴はパソコンのPCカードスロットに差し込んでデータアクセスが可能という事。PDR-5には、反射型液晶で撮影画像が一応確認できるもの。興味深いけど、DJ-1程は嗜好に刺さらない。

他には、当時のトイデジにしては珍しくCCD採用の二機種。一つはIBMのPalmPix DC-85、それから高木産業のPDC-35って機種。何れも単四電地2本駆動のモデル。画質は評価すべきではないが、当時のCMOS機とは明らかに異なる色調である。青系の色が綺麗に再現されるので悪くない。

これらのデジカメは何れも、当時の表現では、カードサイズである。実際には厚みが10mm程度あるのだけど、それでも十分コンパクトなモデル。巨大なデジカメを持ち歩いていたら違和感あるけど、これだけコンパクトならば、パッと見には、そんなに古そうに見えないので、持ち歩いているのを見られても、まぁ、変人扱いはされないだろう。

ちょっとした風景を撮影して楽しむには、この辺りの創成期の機種は結構楽しい。

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