小径車カスタム
今は一段落している感のあるDAHONのカスタム。ただ、DAHONのカスタムを筆頭に、小径車のカスタムというのは、自転車を楽しむ一つの選択肢として、なかなかのモノと思う。
フルサイズの自転車のカスタムというと、基本形状をベースにコンポの交換に留まるパターンが多いけど、小径車の場合、基本形状というものが定まっていないために、基本形状の選び方自体もカスタムの選択肢として残されている。
車体形状が異なると、コンポが同じでも全く異なった表情を見せてくれる、、、これが小径車をカスタムした時に得られる独自性に大きく効いている。
小径車は既製品を見渡すだけで、非常に個性的なモデルに溢れている。そして、それをベースにユーザーがカスタマイズを進める事で、更に多様な表情を見せてくれる。
小径車のカスタムというのは、自己表現には効果的なキャンバスのように感じる。
フルサイズの自転車のカスタマイズというと、カスタムするにしても既成概念に大きく囚われる傾向がある。スポルティーフなら、それから大きく外すことは行わないし、ロードでも、ピストでも然りだ。しかし、小径車っていうのは、そういう既成概念の縛りが不思議と無くなるのが興味深い。パーツセレクトでも、フルサイズでは、無意識に上位グレードを選びがちだけど、小径車の場合は、意図的に下位グレードを選ぶ傾向となる。不思議なモノである。
我が家には小径車としては、レ・マイヨW改のオ・モイヨWW、DAHON改、ルイガノMV-F、BMXのフィナーレ、パナソニックのビーンズハウスBH-062がある。何れも、何某かのカスタマイズを施している。今や乗る頻度は激減状態だけど、どれも結構お気に入りである。共通点は長距離走行は快適とは言えないけど、近場で楽しむには悪くない選択肢である。この中で、ルイガノMV-F、オ・モイヨWWは特にお気に入り。DAHON系は実用品として使っているくらい。
置き場が確保出来ている内は、小径車はずっと維持しておきたい。
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