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2016年7月12日 (火)

機材の能力は必要?

先日、NHKの自転車番組を見て思った。
因みに、その番組の内容は、同じ速度で走っている時に必要な所要出力は、装備等で変化するか?という話。

自身、対して効果は無いだろうという気持ちでいたのだけど、走行速度35km/hでの所要出力に関しては、思った以上に違いがあるみたい。

一番の違いは、サイクルジャージである。フィットしたジャージの空気抵抗は非常に小さいようだ。
機材的には、ホイールリムの形状で、ディープリムも効果的だという。
一番驚いたのは、ボトルをダウンチューブに付けるか?シートチューブに付けるか?の違い。

これらの違いで、所要出力は10%程度の差は生まれるようだ。10%の出力差を大きいと考えるか?小さいと考えるか?、、、これは微妙な判断だ。

競技で優劣を競うなら迷うことなく必要と判断できるけど、サンデーサイクリングなら、、、不要という判断もアリだろう。

この出力低減の効果は空気抵抗低減によってもたらされるモノ。自転車の走行抵抗の多くは空気抵抗だが、この空気抵抗が10%削減出来るのは、或る意味、大きいのでだが、、、空気抵抗の増える割合はどうか?というと、35km/h走行から、どれだけ速度を上げたら出力が10%アップするか?というと、5%程度である。35km/hで走っていたら、空気抵抗を減らせば37km/hで走れる。そして、同じ出力なら33km/hでしか走れないとういこと。

この差を大とするか?、、、、これは微妙な判断だ。この効果は速度域が高い程顕著であり、現実問題、35km/h維持レベルで走り続けるなんて有り得ない。サイクリングなら20~25km/hレベルである。そうならば、空気抵抗云々よりも通常動作の快適性、利便性の方が疲労低減に効果的で、その方が結果的に速く走れそうだ。

ただ、誰かの後ろのピッタリ付けることで、所要出力は半減するそうなので、この威力は絶大だろう。誰かの後ろで走っていれば、所要動力は半分で良いのだ。ここ迄違えば、体感出来そう。

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