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2016年7月13日 (水)

我が家のスポルティーフ

東叡スタンダード、ユーラシア最終モデルがある。トップチューブ長は530mm、シートアングルは74°である。ポストのセットバックは15mmということで、日常的に使っているトラックレーサーと較べると随分と異なる。ピストは、トップチューブ長は530mmと共通ながら、シートアングルは75.5°だ。

スポルティーフとピストを比較すると、サドル位置から見るとBB位置はスポルティーフは30~40mmは前方にある。スポルティーフポジションは、どちらかと言えば後乗り向け、トラックレーサーは前乗り向けの設定だ。
ステムのクランプ位置を比較すると、トラックレーサーとスポルティーフでは100mm近く違うのである。乗車姿勢は完全にアップライト気味となる。

因みに、クロモリメッキフレームのロード、ステンレスロードでは、ピストとスポルティーフの中間である。並べてみると、BB位置はスポルティーフ程は前になく、ピスト程も後ろにない。

短距離向け程前乗りで、長距離向け程後乗りになっている。それぞれのジオメトリーで、最も効率的に使える筋肉を使うような漕ぎ方、これを乗り換えた瞬間に実践出来る状態に整えるのが大事。

久しぶりにスポルティーフに乗る。後乗りでアップライトな姿勢を基本に脚の裏側の筋肉を使うことを意識して漕ぐと、高すぎないケイデンス、すこし重めの負荷でも膝負担は皆無。トップスピードは伸びないけど、少し控え目のスピードなら延々と走れる感じである。

歳を重ねて瞬発力等が期待出来なくなってきた今、前乗りで出力重視の自転車の乗り方よりも、後乗りをスポルティーフのような自転車で淡々と走り続けるような付き合い方の方が良いかも知れない。

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