サラリーマン、長生き辞めますか?
興味深いニュース、まぁ、ニュースを聞くまでもなく、自身は或る程度予想出来ていたことだし、ニュースを聞く前から周りを見て、恐らくそうだろうと思っていたこと。
それは、40歳以上のサラリーマンで、血圧や肝機能など健康診断の主要4項目(血圧、脂質、血糖、肝機能)が全て「基準値範囲内」の人はわずか2割にも満たないことが、健康保険組合連合会の調査でわかったとのニュース。
健保組合には、大企業の会社員や家族約3000万人が加入している。このうち、433組合に加入する40~74歳の会社員270万4234人について、2014年度の血圧、脂質、血糖、肝機能のデータを調べたという。
その結果、4項目全て基準値範囲内の人は約45万人で全体の17%しかいなかった。半数にあたる約136万人は、1項目以上が「医療機関の受診を勧める数値」となっていた。「受診は必要ないが保健指導が必要な数値」の人は約89万人(33%)いた。
更に、全体の約40%が「肥満」と判定されていた。肥満の人のうち、全て基準値範囲内の人は6%と、肥満でない人の25%に比べて極端に少なかった。
家族の加入者約56万人についても調べたところ、肥満は18%と、会社員本人に比べて圧倒的に低かった。各検査数値も会社員本人の方が悪い傾向にあった。
これから判る40歳以上のサラリーマンの生態、半数近くが肥満、そして80%以上が生活習慣病か予備軍状態となっているということ。
実際、朝のラジオ体操で周りを見渡す、、、確かに、半数近くが肥満。肥満でなくとも腹周りがポッコリ出て、猫背でストレートネックな人が、ほぼ100%である。
サラリーマンの生態というと、職場で飲み会、管理職で飲み会、残業フル+休日出勤で、自由時間は日曜のみ。平日は、多くの人は6時前起床、帰宅は午後10時前後、それから晩酌、夕食、入浴で午前零時前後に就寝ってパターンだろう。職場では?といえば、余程の事が無い限り運動は皆無だろう。貴重な週末前は、半分以上が飲み会という感じ、、、そういう生活したら、冒頭のような調査結果になるのは当然と言えば当然だろう。
健康体を維持するには、毎日3時間程度の運動は行いたい。すると、遅くとも8時前には帰宅して活動する必要があるし、土日は趣味、健康、余暇で身心のリフレッシュが必要だろう。でも、雇われ身分で、こういうライフスタイルの実践は現実的に不可能かも知れない。
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