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2016年9月 7日 (水)

エンジンの使い方

自身、二輪、四輪に限らず運転する時、どのようにエンジンを使うか?っていうと、加速時において、エンジンのトルクピーク近辺を維持するという乗り方。結果的に、結構なダッシュとなるが、目的となる速度に達すると、その速度を維持する上で必要最小限のトルクで速度が維持できるようなギアポジションに上げるというパターン。雰囲気的には、一気に加速して、そして巡航に入るとエンジン回転をグッと落とすという乗り方。

ただ、結構なダッシュといっても全開、全力加速で、トルクピークを越えてピークパワー近辺を維持するような加速は行わない。そういう加速だと、一気に加速しすぎるし、公道では、やや危険だろう。

ということで、基本的に加速時のアクセル開度が大きな状態では、エンジンのトルクピーク近辺を目安に加速する。ただ、その状態を越えてピークパワーを目指してアクセルを開け続けるという事ではない。エンジン回転を上げる過渡域においては、ピークトルクを発生するような仕事をエンジンにさせるのが目的。

決して行わない運転方法は、高回転を持続する運転だとか、低回転しか使わない運転で、このパターンは絶対に行わない。特に、エンジン始動から停止迄、ずっと低回転という運転はナッシングである。

運転パターンは、無用な空ぶかしは行わないけど、ゼロ発進の際は、キッチリトルク最大のポイント迄回す。そして巡航速度に到達したら、それに応じた速度なりのギア毎の回転数迄しか回さない。巡航時に回転数が低い状態が長く続く場合、特に2ストロークの場合は、シフトダウンしてエンジン回転数を高くした状態を時折与えるというパターンである。

このような運転、決して燃料消費率が最小となる状態で、効率最大だからという訳ではない。増しては、そういう運転が燃費最高になるという勘違いでもない。どちらかというと、エンジンを本来の想定状態で使ってやる事で調子を保つという、おまじない的な考えに基づいている。

これは、2ストやCXを維持して来て得た知見によるものである。CXでは低回転大トルク故に回さずとも快適に走る事ができるけど、週一のインターバルで低速運転オンリーで使い続けると、いつしか燃焼室にはカーボンが蓄積し、プラグも煤け気味となり、一週間毎のエンジン始動で大いに手こずる事が少なく無かったからだ。始動性が悪化すると、始動系にも負担が大きく、それよりも一週間毎に利用の際に、しっかり回す運転を行う事は、エンジン自体の調子維持にも良好で、プラグの焼けも正常、始動性の悪化も防げて来たからだ。ガンマのような2ストでは、或る程度回すことが絶対的に必要なのは言うまでもない。

因みに、このような乗り方は、排気量問わずである。そこそこの出力のモデルでも、モデルの想定を実践するように、アクセルを開ける時はしっかり開けるように心掛けている。

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