次期CX-5の売りは?
株主総会で発表されたように、年度内に登場する新型が存在するが、それはモデルライフ的にCX-5で決まりだろう。
CX-5というとスカイアクティブ採用の第一弾のモデル。スカイアクティブGEN2に向かう第二世代目の第一弾であり、デザイン変更のみという事では、スカイアクティブ云々の看板倒れになりかねない。
ということで、技術的にエポックメイキングな何か実用的に革新のアイテムが採用されるのでは?と想像する。
一説には、2.5Lターボエンジンの搭載が噂されており、その可能性は小さくないとは思うけど、高価格で高性能ということになると販売への波及効果は大きく無いし、今一つ物足りない。
Gベクタリングコントロールシステムが採用されるのは既定路線だろうけど、これも既に初採用ではないし、インパクトは薄い。
やはり、波及効果の高いアイテムとなると、燃費革新を呼び起こす何か?ということになる。
一番の理想はHCCIエンジンだろうけど、これも実用化に漕ぎ着けている気配は無い。となると、なにか?
一部にはディーゼルハイブリッドという話しが出ることもあったけど、少なくとも大トルクのディーゼルエンジンにモーターバックアップが必要か?というと、重量増のトレードオフを見るとメリットは大きくないようにも思える。
となると、、、スカイアクティブGのHCCI化時に採用するかもしれない周辺技術の先行採用という事も考えられる。スカイアクティブの初期においてi-eloopが話題になったけど、それを発展させたマイルドハイブリッドシステムというのは可能性として小さくないように思える。HCCIの作動領域が狭いという話は前々から為されているが、狭い作動領域を拡げるためのアシストシステムとしてマイルドハイブリッドシステムというのはもしかしたら不可欠な技術かもしれない。案外、プレHCCI的なスカイアクティブGが登場して、それがGEN2を名乗る根拠なのかもしれない。
ガソリンターボよりも、ガソリンハイブリッドで、ガソリンエンジンの世代を一つ進める、、、、そんな可能性が小さくないように思う。
個人的には、新世代RE、HCCI、RE-レンジエクステンダーというように、キャラクターに併せた独自性溢れるパワーユニットの展開を次のスカイアクティブ戦略に期待したいところだ。
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