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2016年9月13日 (火)

もしかして?

週末、BT1100の整備状況を確認していて、自身、二輪では初見のモノを確認。
それは、、、キャブレターのフロート室側にソレノイドバルブが存在、、、一体、何のため?
ショップの大将の話をサラッと聞いただけでは今一理解出来ない。

で、記憶を元に色々考えてみた。
バルブの位置は、何処にあった?というのを回想すると、、、あれ、スロー系統の燃料通路に設置されている。スロー系統の燃料通路に設置されており、電磁弁で通路の遮断を行うシステム?

因みに、前期型BT、初期型ドラッグスターには存在しないデバイスで、BTの2005年式以降に付いているというと、恐らく3B9型ドラッグスターにも付いているだろう。となると、時期的に考えると排ガス対策用のデバイスということだろう。スロー系統の燃料遮断を行うとなると、、、、基本は燃料吸引を防ぐ装置。何故に、燃料吸引を防ぐ必要があるか?というと、恐らく、高い負圧で燃料がマニホールドに送られて過剰燃料が不完全燃焼されるのを防ぐとういことだろう。
つまり、スロットルオフ+高いマニホールド負圧で、マニホールド内に燃料が流入するのを防ぐという事。仮に、マニホールド内にスロットルオフ状態で燃料が充満した状態で、スロットルオープンすると、どうなるか?
すると、想定より濃い燃料が送られる、、、つまり、不完全燃焼となる。

後期BTでは、低速時のスロットルオフ状態で燃料が濃くなって不完全燃焼するのを防止する役割を担っている可能性がある。排ガス対策的に言えば、不完全燃焼でHC(ハイドロカーボン)が排出されるのを防止する役割を担っているのだろう。

システム的に言えば、排ガスのクリーン化のため。では、これが、どういう制御で動いているか?というと、基本はスロットルオフの状態。尚かつ、マニホールド負圧が高い状態、、、恐らく、エンジン回転数が一定以上の回転数の時、これを検知して作動するのだろう。

このソレノイドバルブは、高い回転数と、閉じたスロットルを検知して動作するシステムだろう。勿論、イグニッションオフの状態でも流路遮断していると思われる。こういうシステムは四輪では割と普通。ただ、個人的には二輪で見たことがないのでびっくり。

燃料カットのソレノイドバルブということ。まぁ、これが無くても動作には支障は無さそうだ。

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