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2016年9月28日 (水)

コーナーリングアプローチでの足だし

ここ数年で奇異に感じるコーナーリングスタイル。それが、アプローチでの足だし。
足は出しても決して地面に接しているという訳ではない。
このスタイル、GPの帝王ともいえるバレンティーノ・ロッシ選手が先鞭を付けたスタイルで、今では多くのライダーが、このスタイルを真似ている。

自身、この理由は今一理解出来ない。そして、それについて、色々と調べたり、考えたり、或いは、ネット検索したりしても、、、、どうも、ズバリの意見には到達しない。
そもそも、このスタイルを始めたロッシ選手自体が厳密には効果が感じられないとコメントしている程。そして、GPのチャンピオン経験者のロレンソ選手は、こういうスタイルで走る事は極めて稀だったりする。

トップライダーのコメント自体が判りづらい。それ故に、今では結構見掛けるスタイル故に、国内のライダー等も、この方法に対するメリットの理由付けが為されているようだけど、どれもこれも理解し難い話。
この話、ライディングに一寸自信があるような人に尋ねる事もあるけど、それで返ってくる話の殆どは、理解しづらい話ばかり、、、、

っていうか、色んなコメント、話を見ていると、意見を発する側が、判らないと言いたくないがための、こじつけとしか聞こえないような話も見え隠れする。
ただ言えるのは、国内ライダーとか、走りの自信家の意見は置いておいて、未だにトップライダーの多くが行っているのは、やはり、理由は兎も角、何かあるのだろう。

そこで、別の側面から自分なりに考えてみた。
あの足だし行為、トップカテゴリーで見られるのは、コーナーリングアプローチの間である。あくまでもアプローチであり、バンクしてトラクションが掛かって以降では見られないのである。

色々な意見の中で興味深いのは、足を離す事で、リアの荷重配分を高めるという話。ただ、足を離す事で、前側に移動する体重を支えるのは、ハンドルを握った腕、タンクを跨いだ股のみとなる。荷重が単純に接点で真下に作用するなら理解出来ない話ではないが、減速Gが作用して前方に大きな荷重が掛かる状況で、足を話してリア荷重を増やすという説には、納得しがたい部分が大きい。
他には、片足で15kgもある足をイン側に出す事によって荷重を内側に移すという話もあるけど、バンク前の話で荷重を内側に移すという話自体が矛盾を内包しているとしか思えない。こういう話、GP評論家とか、マニアのサイトには多く見られるけど、辿っていくと、同じ話で、恐らく、誰かの意見を引用しての話だろう、、、

そこで、軽量ハイパワーで車体自体が不安定と思える、自身の愛車であるガンマで、いつもより30%程高い速度域で、色んな場面を走ってみたり、久しぶりにビンテージのオフ車(KDX200R(SRではない))で、コースを走ってみた。
そして、意識せずに走って無意識に足が出る場面をピックアップしてみると、、、、
先ず、第一。それは、、、、発進加速の初っ端。この瞬間、スタート直後に足をステップに乗せる事は無い。暫く、足を垂らしたままの方が乗り易いし、アクセルをしっかり開ける事が出来る。
次は、オフロードでのコーナーリングアプローチでも自然と足が出る。その足は必ずしも地面に足が付く訳でない。

で、その際に、敢えて足を出さず、ステップに乗せたままにフル加速したり、アプローチ動作をしてみると、、、、確かに違う。

何が違うか?
それは、ステップに足を乗せてトラクションが掛かりやすいように制御するよりも、足を離して腰の動きでトラクションが掛かりやすい位置を探る方が正確で速いということ。
これ、アプローチにおいては後輪の荷重とか、トラクションという言葉は当て嵌まらない。
そう、トラクションか荷重を掛けるために大事なのは、何か?
それは、、、、後輪と地面の対地角だろう。対地角が感覚的にトラクションを掛ける状態に一致させるように微調整する時の操作性である。対地角を保つための位置決め動作という面では、シートの上で腰を動かす動作の方が、ステップワークに頼る動作よりも速く正確だということ。

これ、無意識に足を垂らす動作は、フル加速で対地角を保って車体を安定させるためと言えるし、オフ車においてグリップ状態が希薄な不安定な状態で対地角を探るための無意識動作ということ。
更に言えるのは、オンロードで、このコーナリングモーションがマッチするのは、対地角の探り出しが非常に有効なハードブレーキング時のみといえる。
速度落差が大きく、旋回率が大きなコーナーで程、有効なのだろう。
そして、自身の感覚だけど、一般道で普通に走る限りは、恐らく不要の技術ということ。
この動作を、いつもの峠で、いつものバイクで走って、もしかして良いかも的に感じたのは、、、、下りのハードブレーキング時くらい、、、、
逆に言えば、そのアプローチの次の瞬間には、ステップに足を乗せているべきであり、戻しにおける踏み外しのリスクを考えれば、少なくとも公道、峠で、気持ちハイペースで走っている時には不要なスタイルのように思う。

なんとなく、自分的には、トラクションを得るための対地角を素早く探るための方法というのが結論である。

今迄、色んな人の話を聞いたけど、、、、感覚的には、99%、空想的な意見だったり、こっちの質問に判らないという解答が出来ないがための背伸びした解答ばっかりだったように思う。合点がいかない話の放置は嫌い。正しいかどうかは別として、自分で合点がいく話に辿り着くのが大事。

一応、この疑問、暫く考えていたけど、、、、やっと合点がいくとこに到達した。まぁ、これは自分なりの合点のいく理屈。自身がガンマとかKDXに乗って感じた事に過ぎない。興味が有れば、そういう走り方で感覚を試してみる事をお奨めする。

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