身の程スペック
単車選びのポイントは何か?カテゴリーだったり、スペックだったり、、、人によって様々だ。色んなパターンがあるだろう。
走り志向な人が思い付くパターンを挙げてみると、、、レース志向→SSカテゴリー→動力性能とか、最速志向→メガスポーツ→動力性能とか、そういうパターンが思い浮かぶ。
そして、何をチョイスするか?っていうと、動力性能だったり、動力性能に直結する主要諸元といった部分が判断材料となる。判断基準は、どれが一番馬力が強いか?加速が良いか?最高速度が速いか?といったところだろう。
ただ、自身は似たような思考回路だけど判断基準が大きく違う。
自分の場合は、一般公道ワインディング志向→ポジションと車体幅→動力性能というパターンで選ぶ。一般公道のツイスティなワインディング志向ということで、想定速度域は高くても150km/h以下である。緩いワインディング、高速道路のうねりとかは興味無しである。ただ、低い速度域は30km/h程度からOKであり、選ぶ範囲は非常に幅広くなる。ポジション的には、下半身がコンパクトに乗れればOKである。上体については、出来ればセパハンによる前傾が望ましいという程度だ。動力性能的には、ギア比が離れるローとセコの間を使わないのが前提、低くてもセコとサード以上でトルクバンドに入れることが出来る程度のパワーで十分。高回転型のモデルだと排気量は小さくなり、中低速型のモデルだと排気量が大きくなるパターン。パワーやトルクの絶対値でなく、その速度域における車体慣性を自在に振り回せるトルクが生み出せれば数値は問わないという選び方だ。
敢えてパワースペックを挙げるとすれば、10PS~80PS程度で十分というところ。排気量が小さければ2スト、大きければ4ストツインというところが理想だ。
ただ、こういう志向で選ぼうとすれば、要望に適うモデルは少数派である。現行モデルで挙げれば、SV650A、NC750Sが有力で、次点がMT-07といったところ。最有力なSVについては、現有のSV650Sから見て魅力が増した点が無く、魅力を失った部分ばかりが目に付くので今の段階では選べない。NCについては、スペック等は最も好み。パッケージも低重心が魅力的、残念なのはDCTを選ばないと価値な無いとも言える中、自身がMT派ということ。そして、やはりバランサー装備のパラツインというところ。これ、VTのようにVツインだったら最高なのに、、、次点のMT-07については、もう少し低重心だった方が良い。
ただ、将来、何か新車を買うとしたら、その可能性は、NC750Sの可能性が高い。まぁ、SVがもう少し軽くなったら考えないこともないが、、、と、そんな感じである。
個人的には昔のBROS650とか、知らない人が多いだろうけどNTV650辺りが理想だったりする。因みに、NTV650はBROSベースにフレームをスチール化、駆動をシャフト駆動化したモデル。輸出専用車だけど、結構魅力的な一台だ。
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