« 9/18~9/24の検索ワードピックアップ | トップページ | 中年以上 »

2016年9月26日 (月)

単車と体力

単車に乗る。体力が必要とは、なかなか思いづらいかも知れない。ワインディングを軽快に走るのに、体力は合った方が良いけど、これは、なかなか説得力が無いかも知れない。
っていうのは、体力が無くっても、取り敢えず走る事は可能だからだ。上手い具合にというか、攻めた走りができたかどうか?っていうのは、乗り手の主観による部分が大きいので、本人が走れた!って思えば、走れた訳で、場合によっては体力、筋力は無用かも知れない。

ただ、走っていない単車の扱いには、結構体力は重要かもしれない。押す、引く、支える、、、、これには、結構体力が重要だ。一般的な押し歩き、倒れた単車の引き起こしでは、普通の体力で十分だけど、バランスを崩した状態から耐える力っていうのは、所謂、普通の力をテコの原理で扱うという使い方が通用しない世界である。正に体力勝負の面がある。

勿論、どんなに身体を鍛えて筋力十分であっても、単車の絶対的な重量を持てる人はいないので、どんな場面でも体力、筋力で絶対大丈夫とは言えないけど、筋力が大きい人程、想定外の状況で単車を守る事が出来る可能性が高いのは事実だ。

取り回しを含めた操作性と言う事で、昔から、オンロードなら自身の体重の三倍迄、オフロードなら二倍迄が安全に扱える上限の目安とも言われている。恐らく、コントロールを失ったモノを回復させるのに、自身の重量で制御出来る重量率が幾らか?という意味が含まれているのだろうけど、体重が70kgならオンロードで210kg程度、オフロードなら140kg程度というのが一つの目安として適切ということだろう。ここで体重っていうのは、筋肉量の意味もある筈。平均的な筋肉率を見越しての話だろう。

この倍率を増やすには、単車の経験を増やし、筋力を増やす事が有効。ライダーなら、自身のウエイト、体力を単車選びの一つの条件として考える、、、、これって、案外大切かも知れない。

自身の経験に当て嵌めると、愛車のCXは乾燥重量で210kg以上だけど、自身は軽く感じるし、次期愛車のBT1100も乾燥重量は233kg、恐らく装備重量は両車とも250kg以上だけど、跨って引き回した感じは、やはり軽く感じた。ただ、振り回して走るとCXの重量は、殆ど上限かな?という気がするのも確かだ。ターゲットを重く感じるか?軽く感じるか?っていうのは、乗り手に依存する部分が非常に大きい。

やはり、経験、体格や体力に見合った車種選び、、、これは大切なような気がする。

経験だけでもダメだし、筋力体力だけでもダメ。大きな単車を安全に自由に扱えるようにするには、積み重ねた経験、そして、筋力を備えた体力が必要ということだろう。

|

« 9/18~9/24の検索ワードピックアップ | トップページ | 中年以上 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 単車と体力:

« 9/18~9/24の検索ワードピックアップ | トップページ | 中年以上 »