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2016年9月 2日 (金)

カスタム、モディファイ

これ、結構楽しい。ただ、行うのは違いが感じられないと嫌。
対象は、接するモノ全てといってよい。そして、手を加える程、愛着度数は上昇する。
まぁ、手を加える程に、手放しにくくなる。そして、他人に手を加えられたモノ程、敬遠気味となる。

身近なところだと、デジカメをモディファイするのも楽しい。先日紹介した光学系を移植したデジカメとか、焦点距離を変更したデジカメとか、それで何が写る?というのを見るだけでワクワクする。一方で、そういう改造デジカメは他人に渡すのは基本不可能だ。

自作AT互換機組み立てブームの頃は、マシンをパーツから組み立てるのも楽しかったけど、改造の自由度の低いNECのPC9821を強引に高クロック化するためにCPUの換装を、あの手この手で行ったりするのは実に楽しかった記憶がある。HDDの大容量化、各種インターフェースカードの強引な移植という作業は、通常のAT互換機の組み立ての楽しさを遙かに上回る工作の楽しさを実感したものである。
PC98系のカスタマイズに較べると、AT互換機なんて高級パーツをアッセンブルするだけで、工作的な楽しさの魅力は大幅に少ない。最近なら、AT互換機を組み立てる事自体もどうでも良い印象。やはり、手を加える事によって、大幅にポテンシャルアップするのが実感できるから楽しい訳で、今の時代は、既製品で十二分のパフォーマンスを有しているので、自分のアッセンブルする魅力自体が乏しいだろう。

自転車でも然り。自転車の場合、基本はパーツのチョイスだけど、高級グレードのパーツをアッセンブルだけの楽しさっていうのは、基本は、自転車を始めた頃の最初の拘りに過ぎない。どちらかというと、通常では入手NGな構成の具体化だろう。そういう通常では有り得ない構成を作るという部分は楽しい。通常では有り得ない部分の具現化といえば、数年前に流行したDAHON等小径車の451化だったり、フロントW化だったりする。これを具現化するのにパーツをワンオフしていた頃は楽しかったけど、最近は、そういうカスタマイズ用のパーツが普通に流通しているので、そういうカスタマイズ自体は今一関心が薄い。寧ろ、実践者が少数のクランクフォワードバイクとか、ショートクランクとか、そういう異構成で色々遊ぶ方が楽しい。

単車でも然りである。通常では考えられない、或いは、思い付かない構成を強引に具現化する、、、、それって強烈に楽しい。カスタマイズ感溢れるものである。我が家のCX改、ガンマ、SV、AR・・・・何れも然りである。大なり小なり、通常では施されないオリエンテッドなカスタマイズを施している。小さなパーツ一つであっても、それがあるだけで楽しくなる。SVのカスタマイズなんて僅かだ。マフラーのエンドバッフルだけど、これ、ノーマルの板金加工品でグラグラだったものを、ステンレスの削り出しで作り直しているのだが、それだけで結構嬉しいものである。
ガンマでは、市販パーツの組合せが多いけど、その中でお気に入りなのは、排気騒音の小さなR1-Zのサイレンサーのスマートな移植である。作業自体は難しくないけど、これを実践したという発想というか、具体化したという行為自体に満足しているのである。
ARにいたっては、単純なカウルマウントステー、メーターマウントステーの自作程度だけど、それで満足なのである。そういうモノである。

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