ヘプコ&ベッカーのセンタースタンド装着
装着してみた。
仮組段階では、スタンド本体を取付ベースに仮組して、ピポットシャフトを通したら、シャフトの抜け止めの割りピンが入らない。この段階で、取付ベースの外側の肉を削るのか?或いは、ピポットシャフトの割りピン穴を広げるのか?と思っていたのだが、、、
実際に、車体に取り付けベースを装着しようとすれば、二か所あるボルトの一か所が23mm長のカラーを介して装着する構造だけど、このカラーが長過ぎて装着できない。
最初は、そんな筈はないだろうと、位置合わせしてプラハンで叩くも、嵌る気配なし。
で、カラー無しで位置合わせして、ノギスで測ると、カラーを入れるべき場所の幅は19.5mmしかない、、、この部位、ノーマルマフラーのステーを固定するボルト位置。ステーが無ければピッタリ、、、、どうやら、、、ノーマルマフラーを取り外すのが前提のようで、ノーマルマフラーの取り付けボルト穴を使う手前、ノーマルマフラーを装着している場合、マフラーステーの厚み分程、カラーを短くしないといけないみたい。
で、カラーを3.5mm程削って19.5mmに調整して装着。
すると、、、、今度は、取付ベースにスタンド本体が入らない、、、、仮組の際には嵌ったはずだけど、、、取付ベースを車体にしっかり固定してみると、取付ベースのスパンが61mmと2mm程狭くなっている。ベースを車体に固定すると、固定力でベースが歪んだ訳だ。ただ、嵌め込むべきスタンドピポットの外側距離が62.5mm、、、、ピポットを1.5mm削らないと不可能。
で、スタンドピポットを1.5mm削って装着。
今度は、スプリングが固くて装着に難儀、、、、これ、どうやって嵌めるの?と考えた結果、極太ドライバーをテコの原理で利用して、装着。しかし、このスプリングはダブル掛けで相当に固い。
最後は、スタンドの足掛けが左サイレンサーと干渉、、、、やはり、ノーマルマフラー前提ではないのだろう。そこで、サイレンサーブラケットとサイレンサーの間にスペーサーを噛ませマフラーを少し振って装着、、、
この精度感、すごいな。現物併せで作業、そして、削ったり、、、、塗装はしっかりしているけど、削ったら意味ないし、、、、取り敢えず、摺動部分はグリスアップして組み上げた。
で、スタンドの操作性、純正でないので、やっぱり多少は手ごたえがある。まぁ、大丈夫。
ところで、、、、、取付時には、サイレンサーを外したり、潜ったりして色んな部位を見たけど、この車両、以前はマフラーを交換していた可能性がある。右サイレンサーの取り付けナットが間に合わせナットだし、更に、ステップの取り付けピン、Eリングを紛失したようで、変わりになぜかスナップリングを使って、これに割りピンで強引に固定、、、、超適当、、、、見るからにNG、、、、元のオーナー、レベル低過ぎ、、、ということで、近々、全部やりかえる予定。
やっぱり、こまごました箇所、、、自分で見ると、これはチョット、、、って箇所が散見される。こういった今一ポイントは少しずつ直していかないとダメだな。
| 固定リンク
コメント