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2016年10月23日 (日)

傘の修理

ガキ共は傘を買ってやっても、直ぐ壊す。
先端部が折れたり、真ん中の支柱が折れると補修は困難だけど、骨が折れる程度なら補修可能だ。
最近は、補修キットも充実しており、色んな形の金具がリリースされている。そういうモノを使えば、殆どの骨折れは補修可能だ。

ただ、実際に上手い具合に直せるか?というと、補修金具を如何に使いこなすか?が鍵である。金具の使いこなしは、簡単なようで結構難しいのだ。

骨自体がパイプでなくU字断面の棒材であり、折れたU字断面の棒材を継ぎ手金具で修正する時は、U字断面に如何に頑丈かつ小綺麗に金具をフィットさせて繋げるか?が鍵となる。

この工作、一般的なペンチ、プライヤでは綺麗に成形して繋ぐのは、もしかしたら不可能かもしれない。U字の縁に金具を両サイドからしっかり折り込んで、U字溝を活かしながら固定するのが結構難しい。U字の溝の部分には、傘の細い骨が折り畳む時に嵌り込むような構造となっているので、U字溝をしっかり残すように直すのがベストだ。

まぁ、U字溝を跨ぐように金具を巻き込んで固定しても、一応は修理可能だけど、金具で折れた棒を固定するなら、金具を固定する時に折り込んで密着させる面をしっかり確保する方が頑丈に固定できるので、U字溝の縁毎に折り込んで固定する方が良いだろう。

こういう壊れたモノを、元の状態と同じ機能を復元するようにしっかり直すっていうのは、結構楽しい。

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