« ジグゾーパズル | トップページ | 体重と健康、寿命 »

2016年10月 4日 (火)

時代別にバイクを振り返る

自身、バイクに関心を持ち始めたのは1970年代である。1977年頃が一番最初だ。
その頃、一番カッコイイ、欲しいと思ったバイクがホンダのGL500だ。まぁ、中学一年生だから買える訳無い。ただ、憧れるだけである。当時、通学中に見掛けたGLの独特なサウンドに魅せられたのを今でも覚えている。この時代、スーパーカーブームで単車が好きな同級生は皆無で、単車好きは少数派だったけど、当時の単車好きな友人の憧れというと、Z750FourとかCB750F、他にはZ400LTD、HAWK、GSと言ったモデルだった。そんな憧れのGLは1980年代半ばにGL400を入手、その後1993年にCX-EUROを入手し今に至っている。気が付けば23年も所有している。CXの年式は1982年式だが、設計年次的には1970年代仕様と言っても良いモデルである。自身にとっての1970年代ベストというとOHVの縦置きVツインモデルであるGL/CXだ。

1980年代というとレプリカの時代。4スト、2スト、シングル、マルチと数多く乗り継いできたけど、自身にとってのベストはビッグ2ストロークだ。初めて見たのはHAWKⅢで事故入院中の1985年に登場したRG400ガンマ。その後、1987年以降、400ガンマ、500ガンマを多数捕獲して今に至る。現在運用しているのは、1987年に入手したもので、29年経過している。自身にとっての1980年代ベストというとS4ガンマだ。

1990年代は、バイクブームが過ぎ去って多様化の進んだ時代だ。トラッカー、ビンテージ、アメリカン、SS、メガスポーツ、ビッグネイキッド、輸入車、ビッグスクーター、、、、数多くのジャンルが生まれ、一極的な人気を得るジャンルが席巻するというよりも、多様化の進んだ時代。或る意味、選択肢が広く恵まれた時代でもある。そんな時代の中で自身が選んだのは、2003年に購入したのは90年代のモデルであるSV650Sだ。
多様な選択肢があったが故に、実用性能重視というパッケージが世に出たのだろう。これは、不幸中の幸いだ。1990年代に登場した数あるモデルの中で自身のベストは?というと、ツーリングをハイペースで疲れず走り続ける事が出来る、スポーツVツインという存在。つまり1990年代ベストは、VツインスポーツであるSV650となる。

2000年代以降は、趣味の単車とは言え環境を無視出来ない時代。更には、安全に対する取り組みも重要な要素となってきた時代だ。この時代も前時代同様に多様性が確保されているけど、大きな違いは、環境性能を維持することが難しいモデルが淘汰されるということ。安全性能については、その気になれば、どんなモデルにも対応可能だが、環境性能を確保するというのは、全てのモデルに可能とはならない。
縮小するマーケットの維持において多様性の維持は重要だが、環境性能を確保出来ない構造は淘汰されるために、多様性維持の面では不利な時代かもしれない。
そんな時代で選んだマイベストは、前時代の構成を引き継いできた最後の存在となる。1990年代における2ストのような存在、それは、、、空冷のキャブ車という存在だろう。
本来なら、2000年代以降のトレンドモデルを選ぶべきだろうけど、マイベストは、2000年代で消える前時代の最後の生き残りということになる。自身はヤマハBT1100を選んだが、他ならゼファーシリーズも魅力的だ。

|

« ジグゾーパズル | トップページ | 体重と健康、寿命 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 時代別にバイクを振り返る:

« ジグゾーパズル | トップページ | 体重と健康、寿命 »