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2016年10月29日 (土)

生活習慣病=自己責任?

こういう系統の考え方がニュースになっている。
最近では、人工透析の患者についての話題。人工透析患者の8~9割は自業自得で食生活と生活習慣が原因という見立て。その前提で、病が重症化。ならば、治療費は自己負担させるべきという話だったりする話。生活習慣病全般が自業自得という話も、よく聞く話だ。

この主張のサイトには、先天的な遺伝的理由による人工透析を受ける患者さんは除くという注も書かれている。

この主張、正にそういえる部分は少なくない。

己の生活習慣の乱れによって、障がい者認定されると、年金を受けて、医療を無料で受ける事も出来る、、、、確かに、このシステムは矛盾しているような気もする。

疾病の種別毎に、医療の補助形態を変えるという方が良いのかもしれないし、その不足分を見越して、個人で準備する保険で賄うべきのもアリのように思う。
ただ、個人の保険で賄うというのは、現実的に保険加入が進まないだろうから、一番の理想というのは、自業自得で重度疾病に陥るような食材を始めた商品には、リスク分を加味した保険用途の税を課すのも良いかも知れない。

高カロリー食材、アルコール類、タバコ等々は、健康税という名目で、医療費に回すための資金を得るためのの目的税を創設するのもアリのように思う。菓子類、酒類、動物性タンパク質食材、ファーストフード等々には、大きな課税を掛けるのは悪くない選択のように思う。

最も判りいやすいのは、食材のカロリーに応じた課税を掛けると良さそうだ。野菜類には課税がかからない一方で、脂質、糖質にはしっかりカロリー分課税される。カロリー数を円に換算した課税を掛けるのが良いだろう。質量辺りの含有カロリー量で、税率を決めて、そして、税率×内容量で税額を決める。これならバッチリだ。低カロリー食材を大量に買う分には税が抑えられるし、高カロリー食材なら少量でも税負担があるわけだ。

食べ過ぎた人というのは、カロリー税をたくさん払ってきた筈だから、医療費補助も、そういう人向けに使うというのなら、或る程度の同意は得られるような気もする。

因みに、こういう肥満防止の取り組みを課税で賄う(肥満税、脂肪税、カロリー税)というのは、外国では導入されつつある考え方。こういう時代がもうすぐやってくるかも知れない。

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