何処で実感?
基本、スポーツバイクが好きである。勿論、かったるい遅いバイクより、気持ちよく走れる速いバイクが好きである。
にもかかわらず、最新のスーパースポーツとか、大排気量高性能モデルというのは、どちらかというと眼中に無い。
選ぶ指針は、軽く動くバイクである。
軽く動くバイクというのは、絶対的な重量が軽く、そしてコンパクトな車両。エンジンが少々扱い辛くとも、軽量コンパクトならOKという選び方が一つ。
それで、原付二種~の2ストロークモデルが選択肢の一つだったりする。
何年か前は、県内の山岳のワインディングツーリングで、マグナム80で、ZRX1100等の大型車と走ったけど、速度的に丁度良い感じだったけど、やはり、その軽さあってのモノである。
他の選択肢は、重量があっても実用域で大きな重量による慣性をモノともしないトルクが自在に取り出せるモデル。これがツインエンジン車だけど、これも、色んな重量車とツーリングしても遜色無く走る事が出来る。その理由、それは、走行域で重量に負けないトルクによる軽い走りが実現できたためである。
そんなバイクが軽く動く世界というと、どんな世界か?というと、一般道の峠道。三桁国道~県道、広域農業連絡道、、、そういう世界である。間違っても、高速道路とか、主要都市間を結ぶ幹線国道とは違う。基本は片側一車線。そして、どんなに広い道路でも、時折、登坂車線で遅い車が道を譲るような、そんな道路だ。基本、狭くて曲がりくねった道である。曲がり度合といえば、旋回角度で60°以上。直線は基本的に存在せず、仮に有ったとしても長くても30m未満というのがテリトリー。更に言えば、アップダウンが激しいのが楽しい。
いってみれば、、、、アクセルを全開に出来ないような世界が好み。世間一般で言えば、、、12インチレプリカが遊べるような世界とも言える。こういう世界が一番楽しい。
こういう世界では、目一杯走っても、どう頑張っても出る速度は知れている。そうなってくると、、、、最新の大型のスポーツモデルは論外となる。
まぁ、そういう大型のスポーツモデルが楽しめるエリアを走るのは怖いだけなのだが、、、、実際、エンジンの美味しい世界で遊ぼうとすれば、普通の制限速度の3倍の世界、、、捕まっても大事だけど、走りにミスっても軽い怪我で済まない可能性が高い、、、、
となれば、超タイトで超ツイスティなコースだと、まぁ、命迄は脅かされる可能性は大きく無い。そんな領域で操縦を実感出来るモデルが好み。そして、そういう世界が一番楽しい。それ故に、街中の一寸したUターンの瞬間とか、脇道から本線への合流ダッシュとか、そんなのも楽しい。
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