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2016年10月 2日 (日)

機能を絞った方が、、、

自転車に限ったことではないが、取り敢えず、自転車について。
自転車というと、スポーツサイクル、電動アシスト自転車が市場を牽引しているように見える。そんな二つの商品は、共に、高機能化、多機能化を道を進んでいる。

ただ、そんな高機能化、多機能化は、基本的に人力を動力源とする自転車にとって正義か?というと、他の工業製品とは違った選択がもっとあっても良いような気もする。

自転車というと、人力という限られた動力で移動するというもの。その限られた動力を如何に効率的に使うか?が大きな要素だ。そして、自転車におけるロスというと、重量、駆動系の抵抗が大きなポイント。路面抵抗も小さくないけど、これは用途に応じたタイヤの選択次第であり、変更しようの無いもの。

そのように考えた時、スポーツサイクルの今の形は最適か?というと、多くのサイクリストは、皆が皆、長距離サイクリングに出掛ける訳ではない。殆どが、走るエリアが決まった限られた範囲である。そう考えると、今の多段化マンセーで多段化した自転車が必要か?というと、かなり微妙だ。利用パターンに応じて、スポーツサイクルの在り方は、多様化の仕方は、今のラインナップとは異なる展開があっても良いように思う。

電動アシスト自転車でも、利用エリアの現状を考えると、大容量の大型バッテリー装備で高重量化すべきか?というと、そうではないような気もする。
今は、アシスト上限のみを設定しているけど、本来自転車である。本来自転車であり、必要な時にアシストするというのであれば、速度で単純に制御するのでなく、クランクトルクを検知して、一定以上の踏む力を検出した時のみアシストするような構造にすれば、小型バッテリーでも距離を確保できるのでは無いだろうか?
発進時、坂道時、向かい風時、高速走行時の負荷が大きく掛かった時のみアシストし、それ以外は普通の自転車、、、、その分、バッテリーを軽くし、全体の重量を軽くすることが出来れば、普通の自転車として運用する時間が長くなり、結果的に実用性が高まるような気もする。

案外、アシスト上限を決めるのでなく、今後はアシスト下限を設定して小型軽量化と長寿命化を両立したモデルが登場するかもしれない。っていうか、そういうモデルの登場を望んでいる。

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