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2016年10月 3日 (月)

これも認知症?

正常圧水頭症、これは脳脊髄液の流れが滞り、脳室が圧迫されて生じる症状。
正常圧水頭症の二つの原因。一つは二次性正常圧水頭症、もう一つは原因不明の突発性正常圧水頭症がある。この突発性正常圧水頭症は65歳以上の1~2%に発症しているそうだ。
ただ、原因不明故に、加齢が原因と片付けられる場合もあるという。この発症は70~80歳代で発症が多いそうだ。

この初期症状チェックは、
1.両脚の間隔が拡がった状態ですり足、小刻みに歩く。(歩行障害)
2.方向転換し辛い。(歩行障害)
3.思い出すのに時間が掛かる。(認知障害)
4.物の置き忘れ、予定忘れ(認知障害)
5.頻尿になった。(排尿障害)
6.尿の我慢が出来ず漏らす。(排尿障害)

ここで、歩行障害、認知障害で疑って、排尿障害が見られると受診が必要ということだそうだ。受診先は、日本認知症学会の専門医、脳神経外科を受診するのが良い。

このような症状、加齢的な症状と見誤りやすいので注意が必要とのことだ。

突発性正常圧水頭症の患者さんのMRI画像の特徴は、脳の髄膜近辺の隙間が見られず脳髄液が貯まっているのが確認されるそうだ。脳髄液を少し抜いて症状が改善すれば、突発性正常圧水頭症と言えるそうだ。方法は、髄液シャント術で、V-Pシャント術、L-Pシャント術の二種類がある。前者は頭蓋骨に穴を開ける方法。後者は腰椎から髄液を抜く方法だそうだ。

この突発性正常圧水頭症による認知症は早期治療によって治療可能という事が一般の認知症と違うそうだ。

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