デイトナのマルチステップ
BT1100のポジション改善のため、、、っていうより、元々のステップのジョイントピンの抜け止めのいい加減具合に呆れたのが理由だが、その解消に、表題の商品を調達した。
送料、手数料込みで10,000円である。定価が14,500円だから、かなり値崩れしている。
モノは、ローレット加工されたステップ、それにステップポジションを変えるためのオフセットステーから構成されている。材質はアルミ製だ。
商品説明通り、ノーマルポジションを中心に半径15mmの範囲でステップポジションを変更する事が出来るけど、ノーマル位置から15mm前後というのは、ペダルとの距離が変わるので現実的には使う頻度が無さそう。ということで、実質は上下に15mm動かせるというものだろう。
コレ系の商品としては、ノーマル位置から半径40mmの範囲で動かせる商品もあるけど、40mm動かすとしたら、上下だとしてもペダルの調整幅を超えて使えないのでは?と危惧される。
自身もどっちを選ぶ?という事で、可変域15mmのデイトナ製品にした次第。デイトナ製品の場合、補修パーツで部分毎の発注も可能な点も選んだ理由。
このポジションでしばらく乗って、ダメならワンオフでバックステップを製作するなりの対策を再度考えたい。
基本、乗って問題を感じなければノーマルステップで全然OKなのである。事実、CXもSVもステップポジションはノーマルだ。CXはハンドルをグリップ一つ分下げている程度。ステップポジションを変更しているのは、ガンマだけ。ガンマの場合、ハンドルはノーマルだ。今回のBT、ステップが心持ち低い印象なので、15mmで対策できれば嬉しいけど、どうだろうか?
まぁ、できなければ、バックステップ化するだけだ。今の段階では、作るかどうか判らないけど、バックステップ作れるか?検討してみた。
構造的には、ステッププレートにステップベースが装着されており、ステップベースにブレーキペダル、シフトペダルのシャフトピポットが配置されている。
ステップベースはスチール製で、ラバーマウントでステッププレートに固定されている構造。
一番簡単なのは、ステップベースをジュラルミン板から切りだして、これにステップを装着する方法。ジュラルミンプレートは15mm厚程度の素材で頑丈に作れそう、、、、
これに、マスターシリンダーのオフセットプレートを製作、シフトリンクを長いものに交換するか、ジョイントで延長するかで対応できそう。
取り敢えず、ジュラルミンの板材はストックがあるので、暇が出来ればサッと作るのも可能。近々、図面でも作ってみよう。
このくらいのパーツなら簡単に誰でも出来そう。
ただ、パーツのワンオフ等では、人に言わせれば曖昧という人も居るけど、拘りは『純正クオリティ』である。基本構造、材質、操作性は純正品と同等というのが大事。剥き出しは嫌、ボルトを外したらナットが崩落というのも嫌、振動が伝わる部位にはラバーマウントが必須、基本は、小さなパーツから、それようにワンオフ製作するようなのが理想。稀に、エーモンのステーとか使っているカスタムを見るけど、そういうのが見えたら、それだけでNGである。まぁ、仕上げが少々粗いのは目を瞑るけど、汎用材料で組み付ける、、、それだけでNGだ。
良くあるのは、カウル外しで、ライトステーをフォークから取り出すカスタム。あれは嫌い。フォークを抜いてもライト類が留まるような形でないと嫌なのだ。
そういう方針で一寸検討してみたいところ。
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