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2016年11月 4日 (金)

BT1100の元オーナー、笑わせてくれます。

さて、右サイドカバーのクラックが気になっていたので、新たに調達したサイドカバーに交換を試みました。

調達したサイドカバーは割れ無しで、『BULLDOG』ロゴ入りの併行輸入車のサイドカバーです。
ただ、交換しようと思うと、前期後期の違いがあるようで、少々の加工が必要でした。
具体的には、シートロックキーシリンダーが前期後期で違うようです。後期用のシリンダーサイズが大きく、前期用カバーを付ける場合、シリンダー用の穴を拡げないと装着出来ません。

そして、交換前のサイドカバーを外そうとすると、、、結構、面倒臭い構造です。サイドカバーの内側にリレーユニット、リアブレーキマスターシリンダーが配置されていますが、サイドカバーを外すには、何とホルダー、リアキャリア一体のアルミ製カウルをゴッソリ外さないと行けません。これを外して、サイドカバー用マウントビスを二箇所緩め、微妙に振りながら斜め上方向に抜かなければなりません。

リア周りをばらして、サイドカバーを外してみると、、、、、結構、怪しい状態です。サイドカバーの割れ方が独特で、押されて割れたのではなく、引っ張られて割れたような痕跡です。表面クラックが起点ではなく、カバーを車体のダボと固定する穴が割れて破片が欠損して、その割れの延長が表面クラックに繋がってるようです。サイドカバーに施工された穴に、ラバーが挟み込んである構造ですが、カバーの穴部分が欠損していながらも、ラバーが変形して途中で引っ掛かった状態です。恐らく、暫く誰も外していないのでしょう。

因みに、破損した理由、、、、これは、恐らくですが、元のオーナーが通常の国産車と同様に強引に引き外そうとして割ったような感じです。力を入れた結果、車体ダボを嵌め込むサイドカバーの穴が引きちぎられて、クラックが生じ、結局、外しきれずに諦めた、、、そんな感じです。隠しダボ固定用のラバーが変形した状態で嵌ったままでしたので、恐らくですが、前オーナーがカバーを破壊して放置、、、、、、、そんな感じです。一度ばらせば、確実にラバーが崩落する状態で挟まっていたので、この部分の脱着は為されていないようです。

なお、割れたサイドカバーに入ったクラックですが、穴のある裏側が欠損して、クラックが表面側に続いていましたが、表面部分へのクラックの露出進行は僅かでしたので、裏側のクラックをV字にリューターで削り、ABSの補修を行います。PPプレートで成型樹脂を支える枠を作って、枠内に樹脂パウダーを充填して硬化剤で成形しました。イイ感じです。欠損部分を再生して、本来の穴形状を成型しました。なお、不要部分はリューターで削って製作しました。

裏側からABS充填しましたので、クラックは完全にふさがっています。表面に伸展してきたクラックの痕跡が僅かに筋状に残っているだけなのでヨシとしましょう。

出来れば、このくらいの補修は納車の段階で為されて欲しかったような気もします。まぁ、樹脂成形、補修は普通では難しいかも知れません。自身では、ABS、FRP、PP、PET、フェノール樹脂、イミド系樹脂の補修成形が可能ですが、、、、

更に、この時、車体を眺めていると、、、インナーフェンダーの上側に、なんか不思議なネジがあります。ただ、そのネジは何も固定していません。このままだとすれば、ネジの意味が見えません、、、、で、散々考えると、、、そう、部品が足り無い事に気付きました(笑)。

この不要なネジが付いてなければ、恐らく気付かなかったと思います。

部品とは、走行機能に直接影響するものではありませんが、構造的には必要とも思える部品です。モノは、バッテリーシュラウドとも言えそうなモノです。なお、材質は、PP材かABS材だと思われますが、恐らく、パーツは廃盤で入手不可能でしょう。シュラウド部の形状を予測して形状から、展開図を作図しますと、450×340の板材があれば作れそうです。

自作となると、見た目は今一ですが、シート下で見えない部品です。取り敢えず機能を確保するだけなら可能です。

ということで、自作することにしました。

一応、寸法はとりましたのですが、なるべく標準状態に近い状態に仕上げたいので、型紙を作って試作して、試作品を展開したものを樹脂パネルに転写し、樹脂パネルの加熱加圧成形で製作します。

しかし、、、、ココまで手が掛かるとは思いませんでした。

一見のコンディションは悪くないのですが、元のオーナーの糞施工による危惧が次から次へと出て疲れます。

次は、果たしてどんな欠品、損傷、糞状態が見つかるでしょうか?

エンジンの程度は悪くなさそうですが、その他諸々の程度は、微妙な感じですね。

それにしても、元オーナー、脳みそが腐ってますね。Eリング代用にスナップリングの捻り巻き、フォークシール補修に樹脂充填、更には、無意味なネジ交換、怪しいハーネス加工、そして、サイドカバーの強引な引き剥がし、、、、アホとしか言いようがありません。そういう人間が存在している事自体が驚愕ですね。

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