日本一安い自転車?
先日、サークルワンで自転車未使用車で二万円未満の自転車が大量に陳列されていた。
ロード、ミニベロ、クロスバイク、軽快車、ジュニアMTB、折り畳み、ビーチクルーザー、、、、価格は全ては記憶していないけど、ロードが18,800円、ビーチクルーザーが14,800、クロスバイクが16,800円、軽快車が12,800円といった値付け。
フレームロゴは『21TECHNOLOGY』とある。
興味を持って見たのは、ロードとビーチクルーザーだ。
ロードは、2×7=14段変速。コンポーネントはシマノのA050、ブレーキはデュアルピポット、クランクはメッキ化粧のクランク、ホイール周りは700CアルミリムにフレンチバルブのWOタイヤ、デタッチャブル式前後フェンダー装備、フレームはスチールという構成。
調べてみると、以前は27インチの米式バルブという特殊仕様だったようで、これが一般的な仕様に改良されている。
何と言っても、価格が18,800円は激安である。まぁ、普通に整備すれば、普通に乗れそうな印象である。
まぁ、良くもまぁ、ここまでコストを下げて作る事が出来たと関心するばかりである。
TREKとかGIANTユーザーから見れば、取るに足らない存在だろうけど、有名ブランドの高価格ロードモデルとの性能差は確かに存在するだろうけど、その差っていうのは、乗り手のレベルで簡単にひっくり返る程度の差でしかないのも事実。
整備すべき箇所をしっかり整備して、整備不良状態を改善して乗れば、普通に走るだろう。こういうモデルで、逆に挑発してくる高価格ロードを返り討ちにするのも一興。こういうモデルで素人臭を臭わせながら、高価格ロードを抜き去るのも一興。それはそれで面白いかも知れない。仲間内での走行会等でも、抜かれたら言い訳できるし、抜いたら笑う事も出来る。複数所有可能なら、こういうモデルもアリなような気がする。
ビーチクルーザーは、独特のフレームに1.95幅の26インチホイール、シングルスピードでリアはバンドブレーキというオーソドックスな仕様だけど、個人的には結構購入浴がそそられる存在。自転車なんて、こんな自転車でタラタラ走るのが良いかも、、、、そう思わせる自転車だ。置き場が在れば、衝動買いしてしまいそうなキャラなのは確か。
価格は14,800円とのことだが、部品点数の差から考えれば、ロードの18,800円より割高感を感じるけど、逆に、安物感は感じられないのが不思議なところ。
パーツはスチールフレームながら、ステムはアルミ、ハンドルもアルミっぽい。リムもアルミ。ハブとスポークはスチール、フェンダーは塗装スチール製のフルフェンダーである。タイヤが26×1.95幅で乗り心地は良さそう。パーツクオリティは割りと普通な印象である。並んでいた軽快車の12,800円と較べても、部品点数が少ないのに高価ということで、これはこれでアリ?と思わせる程である。
この二台、ロードは安物感満載の商品、一方、ビーチクルーザーは比較的マトモな商品のように見えるのが興味深い。同じブランドながら、値付けで印象がココまで違うのだ。ロードは、正に日本一安いと言えそうだけど、ビーチクルーザーに対しては、そんな印象を抱かせないのは不思議なモノである。
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