« デジタル化 | トップページ | 低速トルク »

2016年11月20日 (日)

BT1100のヘッドライト

一見、普通の丸形ヘッドライトのように見えるけど、汎用ライトとは異なる専用品。
汎用ライトは、レンズ部とリフレクター部が一体となっており、光軸調整では、ユニット全体の角度をアジャスターボルトで調整する構造だけど、BTのヘッドライトはチョット違う。
納車整備で検査を受けた時、どうだった?との質問をした時に、光軸調整が特殊でサイドボルトを緩めて調整という話だったのだけど、以後、自分で行う時に把握しておくのが大事ということで、この部分のチェックを行って気付いた事。

専用ライトユニットで、今時のカウル付きオートバイのヘッドライトと基本は同じ構造であることが判った。汎用ライトでレンズシールドとリフレクターが一体の構造ではないのである。レンズシールドは位置固定の構造で、内部リフレクターがアジャスターによって動く構造なのである。
ただ、アジャスターによってリフレクターが動かない状態となっており、レンズパネルを外して確認すると、アジャスターボルトの形状自体が汎用ライトとは異なる構造であることが判明。アジャスターボルトの先端がピロボールジョイント構造となっており、このボールジョイントが、支えるリフレクター側の受け口から脱落している状態。これでは、アジャスターボルトを動かしてもリフレクターは可動しないのである。そして、リフレクター自体がライトハウジング内で引っ掛かった状態となっていた。

そこで、リフレクターの引っ掛かりを解消、そしてリフレクターとアジャスターを正規のピロボール接続に改め組み上げると、普通にアジャスターでリフレクターが可動して光軸調整が可能だ。ただ、アジャスターで動かしてもリフレクターはピロボール部の遊びの分だけがたつくのである。これではダメだなと思って眺めて気付いたのは、ヘッドライトハウジング後ろ側の大きな穴、、、ここにはラバー製のバックパネルが嵌る筈、、、このバックパネルキャップが欠品していたので、これを調達して装着すると、ラバーパネルがバルブプラグを押さえつけてリフレクターのガタが取れる構造である。

なお、ヘッドライトユニットを支えるアルミダイキャスト性のライトステーはスクリーンベースも兼ねている。このスクリーンの取り付けは、本来は樹脂製のネジのようだけど、そのネジはスチールキャップボルトに変わっていた。ただ、一般的にはスクリーンの固定は樹脂ワッシャ経由で固定するのが常套なので、ネジはキャップボルトを使用しているけど、ネジとスクリーンの接触部はジュラコン製の樹脂ワッシャを入れて対応してみた。

ところで、このBTのヘッドライトユニット、完全に専用品である。バックパネル調達のために一式を中古パーツで調達したけど、一個確保しておけば安心である。構造も良く理解出来たので納得だ。

中古車両で、前オーナーの手が入って純正状態から異なっていると、それを元の状態に戻すのが大変。この辺りの作業が面倒臭いから、糞カスタムな車両は嫌い。

|

« デジタル化 | トップページ | 低速トルク »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: BT1100のヘッドライト:

« デジタル化 | トップページ | 低速トルク »