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2016年11月22日 (火)

何処まで直す?

単車の修理、何処までなら行う?って問題、それは、モノの価値>修理費用が直す条件。ただ、個人の判断に従う場合、モノの価値は、或る意味、プライスレスだからオーナー次第ということになる。
で、そんな時の直し方、、、、考えてみた。

基本、殆どのパーツは交換可能だから、交換修理で対応する。交換用パーツの入手が不可能であっても、機能を再生できる流用パーツがあれば対応できるし、それが無くとも、自作を含むワンオフ製作可能であれば対応可能だ。

一番の理想は、機能回復に必要な交換パーツが最小限で済むモノ。これが最も理想といえる。

こういう理想的な修復が今でも可能なのは、足周り関連の部品と言える。足周り関連の部品といえば、他の箇所に比較してOHスパンが短いためもあるだろうけど、機能維持に必要なパーツは最小限の部品の交換で可能となっている。まぁ、足周り系統といえば、シール類、油脂類だが、これらは最小単位で補修可能だ。更に、構成部品単体がコンベンショナルでシンプルな構造故に、単体自体のリフレッシュの方法、交換可能パーツの選択肢も極めて広いのが特徴。フォーク関連であれば、交換も可能だが、それが無理でも再メッキ等の処置も可能、内部スプリング等も流用の幅が広いのが特徴。内部構成部品も形状的にはシンプルであり、ワンオフ製作も容易い。
ただ、こういう処置が可能な箇所は、時代が進むに連れて無くなっている。
多くの箇所はOH不要前提となっており、そういう部分は、基本的にユニット交換で対応というパターンが多い。
ユニット交換で対応という風になったモノは、電気系統部品だろう。電気系統を構成するユニットは統合化、集積化が時代と共に進行し、滅多に故障しない代わりに、故障すればユニット交換で対応する以外手立てが無いという風に変わってきている。ただ、このようなユニット交換で対応せざるを得ない範囲というのは、今までは補機類が多く、ユーザーの対応としては、予備部品の準備という事で対応する事が可能だ。補機類自体は予備パーツを準備するにしても、経費的にも場所的にも負担が少ないのが救いだ。

ただ、最近は大物部品も局部補修で対応出来る範囲が減ってきている。大物部品、具体的にはエンジン関連だ。例えば、エンジンのシリンダー、昔ながらの鋳鉄スリーブの場合、シリンダーボーリング+オーバーサイズピスト、リングセットで機能再生が可能。これがベストだ。しかし、今時は、スリーブレスのメッキシリンダーが多い。この場合は、シリンダーブロック自体の交換が必要で、その場合に修理を行うかどうか?というのは、パーツ代+工賃を納得できるかどうか?ということになる。そうなると、正攻法的な修理の他に、程度良好なエンジンの載せ替えも視野に入る。エンジンのような大物の場合、予備部品を確保しておくというのは現実的とは言えない。

そして、修理するか否かで最大の要となるパーツがフレームだ。フレームというと骨格である。そして何よりも、車体自体がフレームで管理されているので、このパーツがダメージを受けるとなると、どうするか?というのは大きな悩みの元となる。
フレームというのは要の部品、、、、、それ故に、安易な事は出来ない。ディメンジョンに影響を受けない程度のダメージの場合は、臨機応変に補修対応する事は可能だ。シートレール部品の場合、交換可能となっている事も多く、それで対応可能。メインフレームであっても、ネジ穴がバカになったとか、そういう場合はヘリサートで対応する事も可能だし、強度に影響しないような部分のエクボ程度なら無視することも可能だ。
しかし、フレームがディメンジョンに影響を受けるダメージを受けると、、、、どんなマテリアルであれ、基本はフレーム交換か廃車だろう。転け方がたいしたことなくても、大きく捻れるような変形を来したり、局部的に作用する過大な応力による割れを生じたりすれば、残念ながら、フレーム交換か廃車しか選択肢は有り得ない。

個人的には、極力局部的な修理で対応可能な方が有り難い。統合化、電子化が進みすぎるのは、時代の要請かもしれないが、どうにでも出来る形というのが理想だ。

フレームなんかは、マテリアルは問わないので、組み立て式のフレームでダメージを受けた部分の交換で機能が回復出来るというのが実は一番有り難いように思う。

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