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2016年11月 8日 (火)

フレーム修正、溶接補修はOKか?

二輪車、維持する上で何処まで修理する?
個人的には、修理費用が買い換え費用を上回ると修理しない。或いは、特例的には、限度を超えた修理を講じなければ、機能回復出来ない場合といったところ。

ただ、そういう価格評価以外の部分ではどうか?

というと、個人的には機能的、物理的に修理可能か否かで判断する事になる。
物理的に修理可能か否か?というと、1980年代以降、最も変わったのは、本体であるフレームが修理可能か否か?というところだろう。市販車で始めてアルミフレームを投入したRG250ガンマ以降、変形、割れを生じたアルミフレームというのは、原則的に修理不可だと言える。

アルミフレームというと、構成材料の要素断面等の工夫によって、構造体としては高強度、高剛性を実現できるようになってきたが、局部的な負荷、衝撃には強くない。その結果、一寸した立ちゴケ程度でも損傷を受ける場合が少なくない。デルタボックスフレーム(ヤマハ)や、e-Boxフレーム(カワサキ)の側面は、ステーの打ち傷でエクボを作る事もある。まぁ、局部的なエクボ程度ならいざ知らず、転倒等で変形、割れが生じたら、基本は廃車か、フレーム交換である。

レプリカ世代の自分の意識としては、アルミフレームの損傷=廃車 or フレーム交換という印象があるけど、最近は必ずしもそうでないようだ。

チョット聞いて驚いたのは、アルミ溶接等で対応可能な素材のフレームなら、溶接補修もアリという話、、、、まぁ、アルミフレームというとアルミ合金であり、素材も様々であるのは確かだ。しかし、溶接が可能だといって、必ずしも機能を復元出来る訳でもない。アルミ自体も、そもそも溶接困難なジュラルミンもあれば、溶接しやすい純アルミ等もある。様々であるが、やはりフレームで応力集中しやすい箇所が割れたアルミ合金において、強度復元が難しい溶接補修を、応力集中しやすい部位に再度施すというのは、直感的に受け付けないというのが個人的な感想である。溶接し辛いジュラルミンで作られるモノを糞判定するよりも、高機能であるが、損傷すると補修不可能と諦めさせるという潔さを評価すべきのように思う。

アルミフレームを採用するモデルというのは、少しでも軽く、高剛性を、、、という設計コンセプトで生まれたモデルである。それ故に、難溶接性のアルミ合金を用いたモデルというのは、そういう機能の引替に、リスクを背負う訳である。そのリスクというのは、やはり、仕方ないように思う。少なくとも、万が一のリスクの際のフレーム修正、補修の可能性を残すために、スチール材を用いるというのは、やはり、モノが公称する値を変えてしまう訳で、そうなれば、リスク承知で求めるユーザーのニーズから離れてしまうのである。

まぁ、スチールフレームであっても修正、溶接が必要なダメージを受けたら、、、、修理可能だといっても、基本は廃車かフレーム交換だろう。フレーム修正補修、、、、これが日常的だとすれば、結構恐い事だ。

単車の場合、どうか知らないけど、フレーム修正、溶接補修したら、修復歴有という風になって事故車扱いになるような気もする。

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