収まり感
ノーマルの完成度、結構高い。
完成度というか、完成された感じとでも言おうか、、、、
ノーマルの場合、構成パーツが、各々意味を持っている。意味を持っているというのは、構成要素に過不足が無いということ。
この過不足の無さ、つまり治まり感?収まり感?がいい感じなのである。
だから、車両を見た時に、この収まり感があるかどうか?っていうのは、見た時に気配を感じると言うか、しっくりこない感じ等で違和感を感じて気づく事が多い。
BT1100の納車状態で、何とも言えない違和感を各所に感じた。
普通ではありえないような隙間、このネジ、意味あるの?的なネジ、、、そういうモノが純正の完成度からすればあり得ないのである。これが違和感の原因。
ただ、元の状態を知らないので、その違和感のある箇所を眺めても、それは確信にはならない。
でも、それが頭にある状態で走ると、走って感じる違和感と、見た時の違和感を結びつけたくなるのだ。
それで、その違和感の原因を見つけ出す。
そこで、その部分の本来はどんな形?と調べた結果、気付くのである。
今回は、ヘッドライトのバックパネル部分、アジャスター部分、アクセルワイヤーの取り回し部分、シート下のバッテリーを抑えるカバー、、、、、これらの部品が欠品した状態だったのだが、それが欠品というのは知らなくとも、その辺りを見た時に感じる言い知れぬ違和感が頭に残っていたのである。この違和感が潜在的に意識にあるので、走った時の違和感の原因を結びつけたくなるのである。
今回、納車直後に感じた車体からの情報で感じる違和感、、、これは、車体を見て感じた違和感と一対一の対応だったのである。
実際、その部分を正規車両を調べて確認すると、ドンピシャリである。
知らなくても、純正の持つ完成度が感じられないような場合、案外、整備不良、欠品といった状態が隠れている事があるのだ。
| 固定リンク
コメント