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2016年11月 3日 (木)

Moto3でも足だし

メインサイトには、MotoGPにおけるコーナーリングの足だしについての感想を記事にしている。
これは、ハードブレーキングでリアが浮き上がるような状態で、単車のバランスを取るのに、腰の動きでダイレクトに車体のバランスを取るため、、、なんて妄想を記事にしていたけど、先日、GPをMoto3クラスから全部観戦していて思った。

なんと、Moto3クラスのライダーも足だししている。

因みに、Moto3クラスっていうと、4ストシングル250ccである。これ、MotoGPクラスのようなマネージメントは為されていない。割と普通のクラス。これでも、足だししている。

ただ、足だししている時の車体の挙動、、、、リアが激しくスライドしている。これ、GP125クラスでは見られない挙動、、、、、でも、この挙動、見覚えがある。

そう、ミドルツイン等では結構露わになるアクセルオフによるエンブレによるリアブレークだ。これは、CXでもSVでも体験した事があるが、我々はエンブレによるリアスライドを起こさないように、ブリッピング+慎重なクラッチミートで対処するか、起きた場合は、車体を寝かさずに立てた状態で落ち着きを取り戻すまで待つというスタイルだけど、Moto3ライダーは、リアのブレークを利用してアプローチアングルを作っている。
そう、彼らはリアブレークによる不安定な状態ながらリア荷重を残し、そしてアングルを作るためにバランスを取るために足をステップから外しているようだ。

このアプローチの足だし、、、、基本は、エンブレによるリアブレイクのコントロールとか、リアホップ状態での車体のバランスコントロールのために行っているのだろう。

逆に言えば、そういう状況でないときに、足だしするのは、、、、もしかして、愚の骨頂かも、、、、稀に、街中で足だししているライダーを見るけど、、、、あれって、意味無いかも、、、そんな気もする。

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