2016年まとめ
一年、終わります。
今年一番の出来事、それは11年ぶりに単車を新たに購入した事です。イメージとしては最新モデルなんですが、よく考えてみれば、購入時点で11年落ちの大中古車です。1993年に購入した1982年式CXと同じくらい古いモノです。そんな中古ですが、年式の割りに各部の遣れは少なく、そういう意味ではコンディション良好だったといえますが、素人による汎用アクセサリー装着に伴う各部の破壊、欠損、欠品で苦労して、嬉しい気持ちと、残念な気持ちが交錯する不思議な一年でした。
そして、そんな一台と付き合う上で、改めて思ったのは、亡くなって12年になるバイクショップを営んでいた友人の凄さです。24年前に似たようなコンディションのCXを購入して、その整備を友人に御願いした事を思い出しました。当時、業者オークションで愛知県から引っ張って来たCXですが、今のBTを凌駕する激しいチャンガラでしたが、登録して手元にやってきた時は、モノのコンディションが傷んだ部分こそ残っていましたが、欠損パーツはゼロで完全に機能を回復して来た事を思い出しました。その箇所というのは、通常では見えない部分等にも及んでおり、実に細やかな整備が為されていたのだなぁと、改めて思った所です。今回のBTでは、基本的な箇所の納車整備は完璧でしたが、電装系パーツの周辺部位には、何カ所かの欠品、欠落が残っており、その部分は自分で対応しましたが、そういう対応をしながら、12年前に亡くなった友人の事を思い出したのは、今年の出来事で大きな事だったと思います。
まぁ、出だしがチャンガラスタートという意味では、BTもCXも同じで、CXも長期間維持している事を思えば、もしかしたらBTもそうなるかも知れません。
まぁ、BT購入によって新しいショップの整備士と縁が出来たのも未来に向けて大きな出来事と言えるでしょう。
それ以外といえば、特許出願から8年目にして、無注水摺動を可能とする軸受システムの特許を取得出来た事も大きな出来事と言えます。今後は、このシステムは国内の主要なポンプメーカーを経由して、東京都を始めとした多くの自治体の治水用インフラを担う、ゲリラ豪雨対応の先行待機ポンプの生命線を担う部品として普及しそうです。
このシステムは、従来のシステムの既成概念を越えた発想で生み出したモノで、長時間のドライ摺動を実現しながら、優れた耐摩耗性を有するという相反する課題を解決したものです。なお、耐摩耗性の確保に対しては、硬度で対応するという考えではなく、物体の運動法則を利用したもので、既存の発想とは全く異なるモノです。
これまでに、申請、取得した特許は、産業用機械、新素材、先端材料、複合材料等にありますが、今回の特許が自分の中では、構成論理が最もスマートになっていると思います。
健康面では、三年前から取り組み始めた筋量アップの取り組みによって筋量が大幅にアップしたことですが、一方で、当然ながら体重も増加しています。この体重の増加は、正直想定外であり、筋量アップに伴って増加した脂肪をカットするのが来年以降の新たなる課題となりそうです。注意しなければならないのは、昨年まで二年続けて安定していた尿酸値が規定値をオーバーした事。油断は禁物で、来年は、その辺を留意した生活をする予定です。
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