後付けメーター
今時の自転車は、計測用マグネットをスポークに取り付けて、マグネットの通過回数で車速を求め、デジタル表示させるサイコンが普通。
しかし、、、、1980年前後の頃は、そんなものは無かった。
サイクリング車で定番だったのは、スポークにカウンター駆動用突起をとりつけて、その突起が回転する毎に、星形のギアを1ノッチ毎に駆動するツアーメーターという距離計。これで、走行距離を求めるというのがあった。ただ、この距離計は、差程売れていなかったように思う。
一方、ジュニアスポーツ車には後付けのスピードメーターがポピュラーな存在である。
これは、ハブ部にメーターギアを装備して、ワイヤーでアナログメーターを駆動するというもの。一寸前の単車の速度計と同じ原理である。実際に、下り坂等で60km/h近くの速度が表示される事もあった。ただ、古くなるとメーター内のダンパーが経たってきて、針はフラフラと揺れるようになる、、、、そんな代物だ。
さすがに、ツアーメーターは最近売られているのを見た事はないけど、ジュニアスポーツ車に定番だったスピードメーター、オークション等で当時モノが出品されているし、昔の復刻版的なアナログメーターが新品で売られているのに、ちょっと驚き。
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