マツダの直6の行方は?
マツダは、北米市場向けに直6エンジンを開発するという話。
一報によると排気量は3Lクラスとも言われている。そして、発売は2020年との事だが、僅か三年先の話。
大排気量エンジンを必要とする現行ラインナップは?と言えば、CX-9だけど、これは2016年登場だから、これに直6が載るとは考えにくい。
直6となると縦置きだろう。現CX-9は横置きの2.5Lターボエンジンであり、直6を乗せるとしても次の世代、、、
北米向けのラインナップで直6を乗せるというと、先代アテンザに存在した北米向けのV6の3.7Lモデルの後継という風に考えるのが一番自然だ。
アテンザは?というと、先代CX-5の一年後に登場したモデルであり、CX-5が2017年に新型に切り替わっているタイミングを見れば、2018年に新型に切り替わるのだろうけど、このモデルの北米向けモデルに直6エンジンを搭載するという事かも知れない。
報道では、記者の感想で主力のスポーツタイプ多目的車などから導入と書かれているけど、エンジン投入で名言された時期である2020年とCX-9のモデルライフから考えるとマッチングしないし、CX-5のモデルチェンジということも考えづらい。SUVで本格クロカンで無いモデルでは、やはり縦置き直6より、横置き直4の方が自然だ。
2018~2019年に登場する次期アテンザは、当初直6エンジンが搭載されなくとも、縦置きFRで登場するのかもしれない。そして、2020年頃に北米向けの直6セダン、更には、他の市場向けにクーペボディ+直6エンジンというものが登場するのかもしれない。
まぁ、間違ってもマツダ9とかを名乗った、ルーチェ、センティアの後継が登場する事は無いだろう。
けど、何にしろ楽しみ。直6エンジンのスムーズさ、とても魅力的。パワーは無くても、独特な粘りとスムーズさは大きな個性だ。
過去にL20、1G-G、RB20辺りに乗った時の印象、精緻な回り方は独特の個性である。そんな直列6気筒エンジンが復活するかも知れないというのは、実に楽しみである。
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