マツダの次世代エンジンラインナップ
元日の新聞で驚いたのは、マツダのエンジン、次はストレート6のエンジンを開発というニュース。
6気筒と言えば、V6と相場が決まっているようだけど、直6というのはビックリ。
マツダは、ロータリー+直四というのが長い歴史で定番となっていたけど、V6の歴史も結構古い。最終のルーチェで2~3LのV6をデビューさせて、その後は、1.8LのV6のランティス等の小型のV6も作ったりしてV6は結構手がけているけど、直6は初めて。
直6といえば、国産なら日産のイメージが強い。L型、RB系、S20といった型式が思い浮かぶし、外車ならBMWの印象が強い。長い大きなエンジンだけど、振動が少ない完全バランスのエンジンとして高回転が得意なスポーティなエンジン、高級車のエンジンとして一時代を築いたエンジンだ。
そんな直6だけど、今は少数派なのは、パッケージ優先の時代には不釣り合いなのだろう。
しかし、マツダが直6を採用するというのは、、、、これは、そのクラスのモデルに後輪駆動車をラインナップするということ。その先には、もしかしたら、ハイパワーロータリーとシャーシの共有も考えられているのかもしれない。
そういえば、昨年末、REを発電機として利用するレンジエクステンダーEVを開発することがアナウンスされたけど、結構注目だ。
直6+REレンジエクステンダー、、、これ、結構注目である。今は、大きな車体もダウンサイジングターボで対応するのが流行りだけど、大きな車体を大きな直6で、、、これ、実にしっくりくる話だ。今は、高級セダン+V6も少なくないけど、V6っていうのは、そもそも、スペースユーティリティ追求で生まれた産物。六気筒をFFに搭載するための策だったりする訳だ。V6というと廉価版という印象が強いけど、直6ならFFは考えにくい。非常に楽しみ。
EVには否定的だったマツダがEVに舵を切るけど、その鍵は無二のREというのも楽しみ。REの発電ユニットは何処にでも搭載できれば、想像を超えるパッケージが生まれる可能性もある。デミオ試作車の発電REがトランクに搭載されていたけど、あれが可能なら、従来のボンネットが殆ど存在しないようなパッケージも実現できそう。BMWのi3を超えるパッケージも可能だおる。
直6、RE-EV、これに、現行スカイD、そして、ハイパワーREとそろえば、非常に魅力的なメーカーに変身できそう。モデルに応じて個性豊かなパワーユニットで応える、、、これこそ、車好きには理想的なスタイルである。
今は、下から上迄、全部同じエンジンで、はいどうぞ!って感じ。正直、全部同じダウンサイジングターボなんて、、、全く魅力は感じられない。
高級車は直6、スポーツはREターボ、ミッドレンジにスカイD、燃費追求にRE-EV、、、、これが実現すると非常に楽しみだ。
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