重たいギアでヒルクライム
長距離を駆け上がる事は難しいけど、距離で1~2km程度なら、重たいギアで立ち漕ぎで一気に駆け上がる事は難しく無い。時間にすれば、3~7分程度だ。
筋力で漕ぐというよりもタイミングを上手く使って車速が有する慣性を利用したペダリングを行えば、何とかなる。
大事なのは、ペダルが上死点を通過する時に速度を失っていない事。失速した状態から踏むという行為は大きな力が必用。如何に速度を保ってペダリングを行うかが大事。そして、筋力に加え、自身の体重を如何に効率的にペダルを下ろすのに使うか?が勘所。
上半身の使い方は通常歩行とは逆のリズム。所謂、忍者歩きのような上体の入れ方が効果的だ。
ヒルクライムでは、ハンドルを引いてペダルを踏むという人も少なく無いけど、自身は左右をテコのように使う。右を踏む時は、右手、右肩も下向きに下ろす。逆に左手を引く。左手を引いて右の上体を使って右に下ろす。その右下方向の移動に、右脚で追加して踏むパターン。これで、車速が維持出来れば、勾配で15%程度の勾配ならば、ロールアウトで5.4mのギア比(2.6程度)でも登坂可能だ。ギアの丁数で言えば、44T×17Tだ。
勿論、これで十数キロを持続するのは難しいけど、登坂の獲得標高で200m程度迄なら楽勝である。
因みに、これで疲れれば、シッティングで後乗り気味で軽いギアで体力を回復させれば、登坂速度で10km/h+αが持続出来る。
ダンシングとシッティングを繰り返せば、登坂で言えば10km程度は失速せずに上れる。
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