感覚
単車に乗っていて大事だと感じるのは、やはり感覚だろう。
感覚は二種類ある。一つは、機械のコンディションの変化を感じる感覚、もう一つは、走行状態、運動状態を把握する感覚だ。
同じ感覚でも、二つは全く異なるモノ。自己採点すると、前者の機械のコンディションの変化を感じる感覚は、自己満足出来るレベルになっていると思う。チョットした違和感を早い段階で感じる事が出来るし、一寸した違和感の原因をほぼ確実に類推し、その類推が外れる事は殆ど無い。問題を確実に突き止める事が出来る。
微妙な違和感、音、レスポンス、力の変化を感じる事が可能で、その原因が何か?というのは、微妙な違和感である変化の質が何に起因するか?というのが見えているからだ。
まぁ、メカニズムの理解、構造の把握、そして、機構の原理を把握していれば理解出来るモノ。
こういった部分の感覚は、メカと付き合ってきた年数の賜物だろう。
一方で、後者の運転操作を高い次元で行うために、運動状態を感じる感覚の部分では全然ダメなレベルかもしれない。運動状態を感じる事は出来るが、それを処理して対応しきれるか?という部分では、全く満足出来るレベルに達していない。
ただ、全ての操作がNGか?と言う訳ではなく、ゆったりとした動きに対応した操作では可能で、厳しいのは、速い動きに対応した操作の部分だ。こればっかりは、距離の乗り込んできても、納得出来るレベルに達していない。この部分の感覚、単車を趣味としている内に、何としてでも納得出来るレベルに仕上げたいと思う。
なかなか難しい。
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