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2017年1月 5日 (木)

選ぶ意味は?

最近、欧州車のフルライン化の進行が著しい。
BMWのFFミニバン、SUV、ポルシェのセダン、SUV、メルセデスのFFコンパクト、、、、

まぁ、欧州メーカーのバッチが付いたモデル故に、需要があるのは確かだろうけど、、、、これって、それを選ぶ意味があるのかな?という気がしないでもない。

元々は?といえば、BMWというとストレート6搭載のセダン、、、、これが定番である。それ故に、1990年代初頭E36系の3シリーズでも四発の318iS辺りは、なんちゃってBMWという印象が強かった。BMWというと、やはり、相応のセダンが基本という風に見てしまう。それ故に、今のラインナップをみると、モデルによってはBMWをチョイスする意味が見えづらい、、、そんな印象である。
ポルシェ、アウディ、ワーゲンのSUVも然りである。ベースが同じならワーゲンだけ良くないか?という気もする。4ドアセダンを買うのに、911風グリルのパナメーラって果たして、、、、という気もする。

こういう顧客のニーズに合わせて何でも揃います、、、というのは、大衆車メインのフルラインメーカーという印象。国産車、米国車的なのだ。欧州車というと、元々はカテゴリーに拘った専門的な車という印象で、カテゴリーに特化してきて進化した事が、伝統であり美点を備えたモデルを生み出してきたという風に考えていた。

それ故に、何でも揃う欧州車というと、ポルシェ、BMW等のメーカーが欧州車でも大衆向けのフィアットとか、ワーゲンといったメーカーの格になったという印象である。

やはり、ブランド力というのは拘りであり、拘っているフェラーリ、ランボルギーニ辺りを見ると、生きる場所を見据えている方が、ブランドとしては至高な印象である。

個人的には、今時のBMWとかベンツ、、、なんだか、大衆車臭いし、高額車でも媚び売り過ぎ感を感じてしまう。

BMWならコンサバセダンに拘り、基本はストレート6、そして、スポーツグレードは、M一桁数字モデルのみで良いような気がする。昔のM3とM6だけで良かったように思う。あくまでもモータースポーツベースのみ、、、その方が良く判る。
M三桁数字のモデル、例えばM240iとか、、、要らない気がする。勿論、Xシリーズ、1、2、4シリーズも不要なように思う。恐らく、その系統は景気によっては淘汰して消え去る運命のようにさえ感じる。

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