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2017年2月15日 (水)

地力強化

先の記事では、最も自然にペダルを回す方法探しと、自然にペダルを回せるギア比探しに注意しているという内容を紹介したけど、自身は、それと併行して別の取り組みも行っている。
それは、自分にとって最も対応幅の広いギア比を探し、そのギア比で両極端の状況を走りながら、その速度を少しでも高める工夫を施す試みだ。

対応幅の広いギア比というのは定義的には曖昧だが、生活環境で遭遇する走り方、具体的には最高で15%の勾配~最高で50km/hを伺う走行をカバー出来るギア比ということ。このギア比で、如何に急坂を速く上れるか?如何に到達速度を高める事が出来るか?を試行錯誤することである。

機材において重要なギア比の変更というのは走りながら行う事が出来ないシングルスピード車で行うのが特徴といえば特徴である。

全てをカバーするギア比となると、高速走行時にはギア比が軽すぎるし、急勾配ではギア比が重たすぎるけど、軽すぎるギア比で速度を高めるには、単純に高ケイデンスを実践するしか有り得ないし、重たいギアでヒルクライムを行うには如何に大きな力を多くの筋肉で伝えるか?が鍵となる。何れも、身体の使い方が重要なのである。

ケイデンスでいえば、160~180rpmに到達するけど、それでスムーズさを維持するコツを掴まないと回せない。ヒルクライムで多くの筋肉を使おうとすれば、脚だけでなく全身の力を上手い具合にロス無く伝えなければ速度を乗せる事は出来ない。

こういう付き合い方を行えば、身体の何処が弱いか?漕ぎ方の何が悪いか?というのが見えてくる。そうすれば、同じギア比で走っていても、所要時間が短縮したり、到達速度が高くなったり、或いは、全てをカバー出来るギア比が極僅かだけど、少しずつ変わったりするモノ。そうすれば、少しずつ地力が高まっている事が実感出来るのでお奨めだ。

こういうトライは、機材に制限を掛けて身体の使い方で対応する試みを日頃から行うのが効果的と考えている。固定シングルのピストバイクを日常的に使って十年以上経過したけど、そのためあってか、200~300km級のサイクリングにロードとかスポルティーフで出掛けると、非常に楽な印象を最後迄持つ事が出来る。変速機のお陰か、殆ど疲労知らずで走りきれる。

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