爪先
単車に乗っている時、急激に接近する気配を感じることがあるけど、急激に接近するライダーというのは、あんまり大したことが無いような感じを受ける場合が多い。
前方にいるライダーの場合、視界にフォームが全部入るので、フォームで乗り慣れ具合は大抵は判断出来るので、上手いとか、下手とか、そういうのは大凡判断出来る。
では、後方から迫るライダーを如何に判断するか?
基本、気配で人が迫るのはわかるけど、そのライダーがどの程度?っていうのは、完全には見えないから判断し辛いように思うけど、ミラー越しで判断するポイントが一つある。
それは、、、左足の爪先である。
ミラー越しで最初に見るのが左の爪先である。
ライダーによっては、この爪先が常にシフトペダルの下側に入って、足先が下に向いているライダーが結構多いけど、こういうライダーは、フォルムも自身の感覚から言えば違和感を感じる事が多い。
自身の乗り方では、爪先が下向きでペダル下に潜り込んでいること等、考えられない。
単車を扱う時、どこを一番動かすか?というと、ステップワークだ。ステップワークで車体の向きを変える。腰の動きもあるけど、それは常に腰を左右に動かすという訳ではない。高い速度域になると腰の動きが目視的にも大きく動かす事があるけど、低速域では、その限りではない。肩の動きも然りだ。
しかし、ステップワークは極低速から全域で重要。咄嗟の動き、素早い動きでも重要。
何が起こるか判らないので、何が起きても即対応出来るようにステップ上で足は常に待機状態だ。
そういう前提で備えている自分からすれば、ステップがずっと下向きでステップワーク不可能な乗り方というのは、その時点で考えられない。
バックミラー越しとか、物凄く遠目で後ろから見た時等、ステップで爪先が垂れているライダーを見ることが多いけど、その時点で今一感を感じる。
まぁ、勝手な判断だが、、、、。
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