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2017年2月19日 (日)

座りすぎは寿命を縮める?

心臓病、糖尿病のリスクが上昇するという。因みに、平日に座る時間は、日本が最長クラス。毎日400分以上だという。
座っている時間が長いと、糖尿病、心臓病のリスクが高まり、週末の適度な運動では取り戻せない程の害があるという。統計的には、座っている時間が11時間/日以上のグループと4時間/日のグループでは、総死亡リスクが1.4倍違うという報告もある。癌や糖尿病と座りすぎの相関が認められたとも言われている。中等度強度(テニス、ランニング等)の運動を1日60~75分の運動が必要ということらしい。ただ、そういう運動を毎日行っている人は皆無、、、。

理由は何故か?というと、下肢の筋肉を長時間使わない事が有力視されているという。下肢の筋肉を収縮させると、体内で糖を運ぶ糖輸送体が移動して、血液から細胞への糖の取り込みを促すという。筋肉組織にある酵素を活性化させることで血液中からの中性脂肪の取り込みが促進されるそうだ。座っていると、筋収縮が殆ど起きないために、糖輸送体や酵素の働きが弱くなり、血液中の糖や中性脂肪の濃度が高まるそうだ。座りすぎによって血管機能が低下するリスクも指摘されているそうだ。

大事なのは、座り続けない事。1時間座り続けると寿命は22分短くなるという話もある。それ故に、長時間座る場合、30分に一回を目安に立ち上がるだけでも効果的だという。その際に軽く身体を動かすと更に効果的だという。

他には、貧乏揺すりも効果的だそうだ。貧乏揺すりをすると、座りすぎによる死亡リスクを大きく低減する可能性もあるそうだ。

まぁ、この情報、利用しても手間もコストも発生しないので、早速取り入れたいと思う。

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