ヒルクライムはリズム
ピストで15%弱の勾配のヒルクライム生活、もう十年である。
ギア比は昔から変わっていない。走行所要時間も同じ。殆ど変化無し。
ヒルクライムして思うのは、ヒルクライムでは、そんなに力を入れて漕いでいない感じ。
大事なのは、慣性を上手い具合に利用するタイミングが肝心と言う事。
タイミング良く、自身の体重を使う。体重の使い方は、ペダルを回すのに無意味な方向にずれないように車体を使うのがコツ。
上体も動かすけど、左右に大きく振ると無駄が出る。疲れないようにヒルクライムするには、上体の動きは上下方向で縦方向である。上体の動きもペダリングに活用するには、ペダルを踏む方向と上体の動く方向が同じでないと無駄が発生する。上体を動かす時の支点はハンドルグリップだけど、ハンドルを振り回すと力の無駄が発生する。ハンドルを握る手は決してハンドルを振り回さない。そして、ペダリングの際にはハンドルを引く事は無い。どちらかというと、ハンドルは押す方向に力が掛かる。握っている箇所を支点に身体を回してペダルに体重と共に伝える。ペダルの回転位置に、慣性を利用した体重の利用が勘所。これが上手い具合に決まると、ロールアウトで5.4m程度のギア比でも15%の勾配を15km/h以上で漕いで上がる事が可能だ。
ヒルクライムで上手い具合に体重を使うには?という疑問解消には、こういうピストでヒルクライムが効果的だ。
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