フィット感
単車での冬場の装備、革パン+革ジャン、そしてグラブ、ブーツという装備だ。
この装備、革なら何でも良いか?と言えば、そうではない。大事なのは、フィット感である。乗車姿勢が自然に取れる縫製形状の上で、後は極力タイトでフィットしたモノの方が乗り易い。ダブダブでゆとり十分な装備よりも、キツメでタイトな方が操作し易い。
特に、ブーツの踝~脹ら脛のフィット感は重要。パンツに関しては、ライディングフォームで縫製された上で、関節部分のシャーリングが動作の阻害を生まない程度の自由度を持って、あとは極力タイトなのが理想だ。上半身については、下半身ほどの拘りは無いが、まぁ、背中が突っ張らない程度にフィットするのが理想。
今時、街中で見掛けるライダーは、思いっ切り普段着で街着な人が多いけど、そういう普段着のゆとり一杯の服装は、単車のホールド感が希薄に感じるので、あまり好みではない。特に、下半身~ブーツは、単車との密着度を高めたいので、タイトなものが好み。
装備次第で走り方も変わってくるのは、装備次第で感じるインフォメーションの感度が変わってくるからだ。
気持ちよく走るには、単車のチョイスも重要だけど、乗車時の装備のチョイスも重要。
走る場所によっては、プロテクターを装備したウェアも使い分けるのが良い。装備は、単車からのインフォーメーションを感じて、的確に操作するために必要な要素だけど、万が一の際に身を守る防具にもなる。特に、速度レンジが高い単車に乗るのであれば、装備にも相応のモノを揃えるべきである。
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