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2017年2月 1日 (水)

オイル交換

ガンマのフォークオイルを交換してみた。
基本、オイルの番手は昔から一緒。自分は、一般道では、比較的柔らかいスプリングに硬めのオイルというのが好みである。
減速Gが発生する状況に於いて、フルストロークに到らない程度に柔らかいスプリングが好みである。イニシャル荷重も極力掛けない。アプローチにおいて発生する減速Gで、フロントフォークをしっかり縮め、縮んだ状態からのリバウンドストロークを極力ゆっくりさせるのが好みだ。

以前、どういうサスが好み?と振られた事があり、こういう回答をすると全否定された事もあるけど、自分は、アホみたいに硬いスプリングでガチガチにするのは基本的に有り得ないのである。まぁ、強化サスというと、硬いレートと思う人も少なく無いから仕方ないかも知れないが、、、、

スプリングの硬さは、減速Gに応じて生じるストロークの到達域に応じて換えるだけである。速度域が高いエリアで走るだけとか、下りの峠だけとか、それに特化させれば、多少は硬めのスプリングを選ぶかもしれないが、基本は良く動く脚を望む。しっかり動かして、リバウンドの速度を抑えて挙動変化を穏やかにするというのが好み。

因みに、リアサスは基本的に弄らないけど、どちらかというと、やっぱり柔らかめが好み。立ち上がりで加速Gでリア荷重が掛かった時に、フロントを延ばすのに効果的な姿勢を生み出せるようにリアが沈む方が好みだ。

イメージとしては、入口でフォークを縮めて旋回力を高め、加速に入ると、フォークを伸ばし安定性を高めるというのが基本的な考え方。そして、走る領域で、ストロークを全部使い切らないように注意するというのが基本である。
そういう前提で、一番効果的なのが、フロントフォークのオイル交換だ。15番というと有り得ないと言われる事もあるけど、80年代的なバイクで当時一緒の活動してきた仲間と辿り着いた一つのスタイルであり、今のところ何の不満も感じないので、これで行くつもり。

自身のスタイルは、荷重、Gという負荷要因を、滑らかにタイヤの接地面に伝えるというのがイメージである。硬い足周りで、直接的にタイヤに負荷を伝えるというのはタイヤの接地感が感じられないように思う。振れた荷重を平滑化した形でタイヤの接地面に伝えるというイメージを大切にしている。因みに、タイヤのグリップを失う瞬間も、車体の動きで判りやすいので転けにくいと思っている。

まぁ、こういう走り方が正解とは限らないけど、不都合は感じないので、これでOKだ。

ただ、高剛性でガッチリ動かない構成にハイグリップタイヤというのも、ハイグリップタイヤの絶対的なグリップで速いのかもしれないが、変化が感知出来そうにないので、自分は好みではない。

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