自転車のチェーンオイル
二輪車の動力伝達装置としてメジャーなもの、それがチェーンだ。自転車も単車もチェーンが主流。ただ、単車用のチェーンルーブは自転車には使えない。一方で、自転車用のチェーンオイルは取り敢えず的なら単車に使っても大丈夫。
二輪のチェーンといっても、自転車と単車では全く異なる。単車の場合は、重量車ではシールチェーンが主で、それ様のチェーンルーブというと、半固形状のまとわりつくような性状である。こんなものを自転車、それも多段変速機の付いたスポーツサイクル等に使うと、途端に変速しなくなる。
そんなチェーンだけど、油切れが近くなり不快に感じるのは、単車よりも自転車だ。自転車では、異音、抵抗がモロに効いてくる。
自転車のチェーンオイルといえば、最近は液状の油を使っている。今使っているのは、ムオンって商品だ。しかし、思い起こせば、昔はそんな油は使っていなかった。少なくとも、液状のオイルはホコリを吸ってドロドロになるので避けていた。実際に昔は、二硫化モリブデン配合の黒いドライオイルを使っていたけど、最近は自転車屋さんで売られているのは見掛けない。今でも、工業用品系で見付ける事はできるけど、何故か自転車屋さんの店頭からは消えているような気がする。
因みに、自身がドライオイルを愛用していた時、自転車に使っていたチェーンは、今では見掛ける事が出来ないステンレス製チェーンだ。これ、錆びなくて非常に良かったけど、最近は見掛ける事が出来ない一品である。
| 固定リンク
コメント