牛乳とヨーグルト
健康のために食べた方通いモノとして、牛乳とヨーグルトが同列に扱われる事が少なく無い。同じというのは、カルシウムの補給源、タンパク質の補給源として考えた時だけだろう。
実際は、乳酸菌関連が大きく違う。乳糖の量は、発酵の仮定で乳酸菌に分解されるので、ヨーグルトが圧倒的に少ない。一方で、ヨーグルトは乳酸が大量に含まれる。これが最大の違い。タンパク質の絶対量にしても、乳酸菌が分解するので牛乳の方がタンパク質は多い。
健康効果に寄与する物質を考えると、牛乳には他種類の物質が含まれているが、ヨーグルトは乳酸菌の産生する物質が更に含まれている。
なお、カルシウムの面で考えれば、牛乳もヨーグルトも同じ量だとされているようだ。
結論から言えば、乳酸による効果で乳糖の量が異なり、乳酸菌によって産生される物質の量が異なる。カルシウム源、タンパク源として考えれば、似たようなモノのようである。
説によっては、人間と異なる生物の乳を飲むのは危険という説もあるけど、それなら人間は共食いしかNG?という事にもなりかねないし、、、、まぁ、偏った摂取は控える程度で、気にする必要も無いような気がする。
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