普通?神経質?
先日、取引先で開発品を大手企業に販売する窓口企業の技術担当の人と雑談で趣味の話しをした。
彼は自身と同世代、趣味は同じく単車である。そして、同じように複数の車両を所有し、暇見て整備を行っている。勤務先は異なるが、これまでにツーリングに一緒に出掛ける事もあったりする。
それ故に、業務の打ち合わせ後に、こういう趣味の話を行う事も少なくない。
最近の話題と言えば、乗って何処行った?とか、乗り方云々は?という話よりも、寧ろ、古い単車の整備はどう?とか、単車の調子はどう?とか、そういう話をする事が多い。
で、先日の話題は、今の整備の対象は何で、どんな感じ?という話だけど、自身の話ネタとしては、ヘッドライトユニットのダストカバーの有無とか、ワイヤーの取り回し、ハーネスケーブルの捻れ等々の細かい事が気になる旨を伝えて、こういう事を気にするのは変?と聞いてみると、そういう所を気にするのは至って自然だ!という話を聞いて、なんだかホッとしたところ。
自身の感性、感覚では、こういうのは普通だと思うけど、人というよりショップによっては気にしすぎだ!と叱責を受けた事もあり、少々納得出来ない所があったけど、自身と同世代で、同じ様な経歴、そして所有歴、所有状況の人の話を聞くと、この感覚は極々普通という感触である。
やはり、スタンダードでの構成というのは、無駄なモノは基本的に無い。必要だから配置されている。そして、配置の形態というのは、保守、維持の上で考えられた末での配置ということ。つまり、構成されている部品が欠品していたり、その配置に無理がある状態というのに違和感を感じるというのは自然ということ。
ただ、それに違和感を感じるのは、欠品を見抜き、配置に無理があることが見抜けるだけの経験が必要ということでもある。これを見抜くというのは、やはり経験、年齢の積み重ねが必要ということでもある。
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