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2017年4月19日 (水)

クランク長と踏む位置

ペダリングというと、ペダルスピンドル部分に拇指球を載せて漕ぐという風に考えているけど、ペダルを漕ぐという行為だけを考えると、別に拇指球で漕がなければ為らない訳でもない。
土踏まずで漕いでも、踵で漕いでもOKである。

ただ、土踏まず、踵で漕ぐ場合、股関節~スピンドル迄の接続距離が短くなるので、クランク長は短い方が適切である。

クランク長が短いと、テコの原理ではないけど、クランクを回すために大きな力を得る事が出来にくくなるのは事実だが、クランク長に応じて、踏む位置が変わってくると、ペダリングに使う筋肉の位置が変化する。そして、土踏まずとか、踵で踏む場合の方が、大きな力を入れやすいのも事実である。

現実、筋トレ等でレッグプレスで大きな力を発生させる場合は、踵近辺で踏む時に最も大きな力が生まれる。

となると、クランクが短いからといって、最終的にクランク軸に伝わる力が小さいとは限らない。クランクの長さに応じて、ペダリングポジションを変えて踏み方を変えれば、その差は小さくなるか、或いは、逆転する可能性だってありうる訳だ。

因みに、踵で踏む時に大きな力が得られるということは、大きな筋肉を使うということであり、大きな筋肉を使うと言うことは筋肉の伸縮スピードはゆったりとしたものとなるので、ケイデンス的には低下する事になる。

この考え方を極端にしたのが、所謂、クランクフォワードタイプの自転車ということになるけど、通常のスポーツサイクルでも僅かに短めのクランクにアップライト気味のポジションでペダリングポイントを微調整すれば、違った世界が見えたりする。

我が家では、スポルティーフが二台有るけど、東叡のスポルティーフではクランク長は165mmを使っている。これにトークリップの位置をスペーサーで前方にオフセットさせてペダリングポイントを拇指球より後ろ側にシフトさせているけど、ハンドル位置を高めにして乗ってみると、これはこれで案外快適なのである。

因みに、大きな筋肉というのは何処か?というと、大腿の裏側の筋肉の使用率が高い。大きな筋肉をゆったり動かすようなパターン故に、高回転でクルクル回す乗り方よりも、案外、疲労度は少なかったりする。

結構、お奨めである。ケイデンス自体が高くないのでロードバイクには不向きかもしれないが、ツアー車では、こういう考え方は大いにアリだと思う。

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