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2017年4月14日 (金)

車幅灯と保安基準

ウインカーが車幅灯として点灯するタイプのオートバイの方向指示器動作中の点灯状態について、知り合いの整備士と意見の食い違いが生じた。

自身の理解は、方向指示動作で点滅する側は、点滅という名の如く、光の明暗ではなく点滅すればOK。反対側の車幅灯は、必ずしも消灯する必要は無いという認識。

確かに、80年代のGPZシリーズでは、車幅灯点灯状態から方向指示動作を行うと、車幅灯が両方とも消灯していたけど、90年代のスズキ車では、方向指示動作と反対側の車幅灯は消灯しないものもあるのだ。

知り合いの整備士の意見では、ダブル球の車幅灯の配線を抜いておかないと車検はNGという認識だけど、自身は異を唱えて議論となった。

そこで、保安基準を引っ張り出して見た。

第32条には、『四方向指示器又は非常点滅表示灯と兼用の前面の両側に備える車幅灯は、方向指示器 又は非常点滅表示灯を作動させている場合においては、前号ヘの基準にかかわらず、 方向の指示をしている側のもの又は両側のものが消灯する構造でなければならない。』とある。

つまり、方向の指示をしていない側は、必ずしも消灯させる必要は無いのである。

彼の言うとおりならば、90年代のスズキ車は、スタンダードでアウトということだけど、そうではないのである。

まぁ、どうでも良いけど、保安基準を引っ張り出して、彼に話しをしたところ、勘違いと納得してくれたのでOKだ。

法令や技術で、結構勘違いというか、思い込みをする人、少なく無い。まぁ、それを生業としていたら、そうでない人と意見が違えば確認せずに言いたくなるのだろうけど、事実は事実である。タイヤのコンパウンドがバイアスハイグリップもバイアススタンダードも同じ!と自信満々に言う人も居たけど、これ系の業界の人、なんだか自信満々な人が多いような気がする。

因みに、先に挙げた知り合いの整備士というのは同い年だが、彼が整備士になる前、学生時に広島で閉店間際の南海部品ピットでパーツの組み付けに右往左往して店に怪訝に扱われていたのを見て、気の毒に思ったので手助けしてサッと組み付けてあげた事があるのだけど、年数が経つ程に、色々言ってくる事が多い。そして、大抵は勘違いなんだけど、何だかなぁ、、、って思う。

自信満々、悪くないけど、思い込み、勘違いもあれば、仕入れる情報源が伝聞、雑誌からといったのもあり、正確な事実で無い場合もあるので、話しを聞く時は注意が必要だ。

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