デュアルCPU
我が家のPCは既に17年前スペックの仕様の状態。
ただ、どのマシンもHDDは現状で80GB以上、RAMは1GB以上である。15年前スペックとしては結構贅沢な仕様である。CPUは、ギガヘルツでデュアル構成な機種ばかりである。
Pen3では1GHz×2の機種が3台、Pen3-Sでは1.4GHz×2、Xeonでは2.8GHz×2である。2000年迄は、CPUの高クロック化に併せてマシンのアップグレードが楽しくてしょうがなかったけど、クロック数がギガヘルツの時代に突入して以降は、周波数を上昇させても体感差が少なくなってきたので、CPUのアップグレードに関心が無くなったのである。
その後、NT系OSへ以降すると、CPUデュアルによる快適性アップを実感し、CPUのデュアル化でマシンを整えていくと、マシンに対する速度的な不満は無くなり今に至っている。そのため、2001年頃に組み立てたマシンが未だに運用されている状況。
因みに、これらデュアルCPUマシンは、Win2KSP4か、XpSP3で運用している限りでは非常に軽快。
で、この度、チップセットの関係でXpSP2でSP3にアップグレード出来ていなかった機種にVistaを入れてみたところ問題無く稼働。速度的にも不満無しで、Atomのネットブックに較べても遜色無い印象。
古くても最低クロック数を満たして、尚かつCPUがデュアルなら未だ使えるか?という気がしないでもない。果たして、この辺りのCPUが何処までのOSに対応できるか?というと、Win7迄はどれでもいけそうだけど、Win8以降では、PAE,NX,SSE2と条件が厳しくなる。恐らく、我が家ではCore i7機以外は全部アウトだろう。
今の時代、デュアルといえばデュアルコアである。でも、個人的には、デュアルCPU、これが『凄い!』という印象である。
マザーボードにソケットが二個。これにCPUを刺して、ファンを載せる。これだけで凄いマシンを触っているという気になる。PC互換機が登場して暫くは、こんなデュアルCPUのマシンというと、高嶺の花、憧れの存在であり、性能的には糞のようになった今でも、当時の印象は強く残っている。
考えてみれば、2001年頃のPen3機、Xeon機だけどデュアル構成でメモリーが1~4GB登載した構成で、今でもWin7なら常用可能なのである。これは、或る意味凄い話である。当時のシングルCPUのPen3機となるとRAMは512MB以下であり、現代において生き残る事は不可能とも言える。そう考えると、Win7のサポート期限である2020年迄は運用可能ということ。性能的には現代のエントリー機以下でも、登場から20年間運用出来るというのは、さすがに当時のハイエンドとも言える。
まぁ、現実的には調子を崩して何処かが壊れたら、そのまま引退となりそうだけど、時代時代におけるハイエンドに近いモデルを選ぶというのが長く続ける秘訣なのは間違いない。
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